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IOWNのグローバル展開に向け、ITU-Tで技術仕様の公的標準策定に合意

 IOWN(アイオン)をグローバルに普及・推進するIOWN Global Forum(IOWN GF)は、ITU-T(国際通信連合 電気通信標準化部門)らに対して、IOWNの国際接続性の担保などを提案。ITU-T幹部らの賛意を得るとともに、IOWN技術仕様の公的標準策定に合意した。IOWN GFの代表である日本電信電話株式会社(NTT)が発表した。

 この提案は、ITU-Tが主催し、12月5日にアラブ首長国連邦のドバイで行われた「CxO Roundtable」で行われ、NTTより、IOWNがもたらすサステナブルな世界の実現に向け、国際接続性の担保のほか、途上国も含めた世界展開に向けた公的標準策定の重要性が提案された。

 同ラウンドテーブルに参加した各国のキャリア、ベンダー、公的機関などのハイレベル幹部から、提案に対して賛意が示され、IOWN技術仕様の公的標準策定を推進することが合意された。また、IOWN GFとITU-Tとの連携を強化することについても合意された。今後、公的標準化と親和性の高い国際相互接続に関する技術仕様などについて、ITU-Tにて標準化活動が進められる。

CxO Roundtableの参加者