アイ・オー、「LAN DISK」シリーズのセキュリティ機能をアップデート。物理ボタン操作を必須とする「ワンタッチセキュア機能」など

　株式会社アイ・オー・データ機器は、同社のNAS「LAN DISK」シリーズのセキュリティ機能をアップデートしたと発表した。具体的には、不正なアクセスを防止する次の3つの機能が、それぞれの対象機種に追加となる。

ワンタッチセキュア機能

　管理画面へログイン操作を行う前に、製品の前面にあるボタンを押さなければログインを無効にする機能。物理的に製品に触れられなければアクセスできないようにすることにより、遠隔からの不正アクセスを防止する。アップデート対象は「HDL-HAB」シリーズ。

多要素認証

　管理画面へのログイン時に、認証アプリケーションから発行される認証コードの入力を必須にする機能。ID、パスワードに加えてワンタイムの認証コードが必要となるため、なりすましなどの不正アクセスを防ぐ。対応する認証アプリケーションは、Android/iOS用の「Google Authenticator」「Microsoft Authenticator」およびWindows用の「WinAuth」。アップデート対象は「HDL-HAB」シリーズ、「HDL-XAB」シリーズ、「HDL（2）-AAXW（B）」シリーズ。

ロックアウト

　管理画面において、誤ったID、パスワードを使ったログイン操作を6回連続で行うと、画面をロックする機能。総当たり攻撃によって不正にログインされることを防ぐ。アップデート対象は「HDL-HAB」シリーズ。