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エレコム、宿泊施設向けに情報コンセント型の無線LANアクセスポイント2製品発売

 エレコム株式会社は、宿泊施設向けに情報コンセント型の無線LANアクセスポイントを4月下旬に発売する。価格(税別)はIEEE 802.11ac対応の「WAB-S1167P」が9800円。IEEE 802.11n/g/b対応の「WAB-S300P」が6980円。

「WAB-S1167P」
「WAB-S300P」

 宿泊施設など壁面に埋め込むかたちで設置が可能。PoE受電に対応しており、LANケーブルから電源供給を受けることができる。WAB-S1167Pは5/2.4GHz帯の同時使用が可能で通信速度は最大867Mbps(11ac使用時)、WAB-S300Pは最大300Mbps(11n使用時)。マルチSSIDに対応しており、SSIDごとに認証、暗号方式の設定が可能。自動的に無線機能、LEDのオンオフを切り替える「節電スケジュール機能」を搭載する。また、オプションとして、最大2000台のアクセスポイントを一括設定できる法人向けの管理ツール「WAB-MAT」にも6月より対応予定。

 本体の大きさは両機種とも72×42×120mm(幅×奥行×高さ)。重さは、WAB-S1167Pは約130g、WAB-S300Pが約120g。動作時環境温度50℃に対応。

フェースプレートは2種類が付属。Wi-Fi接続サービスのみを提供する場合、同時に有線LAN接続サービスを提供する場合など用途に応じて選べる

(磯谷 智仁)