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岩井コスモ証券、不正アクセスにより4975人の個人情報漏えいと7件の不正取引が発生
2026年10月21日 10:50
岩井コスモ証券株式会社は、委託先である株式会社トレードワークスのシステムが不正アクセスを受け、利用者の情報が漏えいしたほか、利用者が意図しない売買注文が発生したと発表した。
発表によると、10月14日に岩井コスモ証券が不正アクセスを検知。トレードワークスに連絡し、緊急措置を講じた。岩井コスモ証券では16日に第1報を発表し、4611人の氏名、メールアドレスなどの漏えいが、この時点で確認されたとしている。
同日にトレードワークスも情報を発表。利用者のログインには多要素認証あるいはパスキーなどによる多重化された認証が設定されており、通常の経路からの不正ログインは防がれていたが、同社システムの一部の管理機能において設定に不備があり、これを悪用されたと説明している。
その後、20日に岩井コスモ証券では第2報を発表。新たに364人の情報の漏えいが明らかになったとして、情報漏えいの対象者数を4975人と改めた。内容は氏名、メールアドレスなどで第1報から変更はなく、漏えいした情報に暗証番号は含まれていないとしている。また、パスワードが取得されたことは確認されていないと、トレードワークスが説明している。
本件の対象になった利用者には、ログイン後のお知らせ画面およびメールにて、個別に連絡するとしている。
第2報ではこのほかに、不正取引についても公表された。10月14日に売買管理システムへの攻撃も発生し、7口座で利用者が意図しない売買注文が行われ、うち5口座で約定されたという。
対象の利用者には14日のうちに個別に連絡し、取引前の状態に戻す措置を完了した。この不正取引に関しては、第1報時点では対策を進行中であったことから、手口につながる情報の公表を控えたとしている。また、この不正取引は、漏えいした個人情報が利用されたものではないという。
