UQ Com、国際ローミングに向け米・露のWiMAX事業者と連携


 UQコミュニケーションズ(UQ Com)は15日、海外WiMAX事業者との連携による国際ローミングサービスに向け、アメリカのClearwire CommunicationsおよびロシアのYotaとの間で協議を開始すると発表した。

 Clearwire CommunicationsとYotaはWiMAX技術を利用した4Gネットワークをそれぞれの国内で提供している。UQ Comでは、Clearwire CommunicationsおよびYotaと覚書を締結し、ビジネス面や技術面などにおいて3社間で相互協力を進める。現段階では具体的な開始時期や料金などは未定とし、早期の国際ローミングサービス実現に向け、対応機器などの環境を整備するとしている。

 合わせて、信越地区における「2.5GHz帯を用いる広域移動無線アクセスシステム(モバイルWiMAX)」の無線局免許状を取得したと発表した。UQ Comでは、5月21日に東北地区で同様の無線局免許状を取得するなど、国内の各地区にて順次無線局免許状の取得を進めている。


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(村田 奏子)

2009/9/15 17:59