Windows 7購入者の69.7%が「満足」、オリコン調べ


Windows 7の総合満足度評価

 オリコンは18日、Windows 7のユーザー満足度などについての調査結果を発表した。調査は10月28日から11月2日まで、Windows 7の購入者185人と未購入者450人の合計635人を対象にインターネットで実施した。

 購入者の評価は、「非常に満足」が17.3%、「やや満足」が52.4%と、7割近くが「満足」としていた。項目別に見ると、起動時間の速さなどのパフォーマンスへの評価が高く、次いで画面デザイン、操作性に高い満足度が見られたとしている。

 また、購入前にWindows Vistaを使用していたユーザーを対象に、Windows 7の評価を聞いたところ、「非常に満足」が14.3%、「やや満足」が54.5%と、68.8%が「満足」と回答した。一方、Vistaの評価は「非常に満足」が9.8%、「やや満足」が29.5%で、「満足」は4割以下にとどまり、Windows 7と比べると満足度が低かった。

 また、購入前にWindows XPを使用していたユーザーに対してもWindows 7の評価を聞いたところ、「非常に満足」が23.5%、「やや満足」が50.0%と、73.5%が「満足」と回答した。XPの評価については「非常に満足」が23.5%、「やや満足」が50.0%で、Windows 7と同等だった。

 このほか、Windows 7未購入者を対象に購入しない理由を尋ねたところ、「現在のOSで十分」「PC買い替え時期に検討する」「周囲の評価を聞いてから」が上位を占めた。

 調査結果についてオリコンは、「これまで不満であったポイントが大幅改良され高評価となっている」と分析。「Windows 7の優位性がユーザーに伝われば普及が加速する」と予測している。


関連情報

(増田 覚)

2009/11/18 06:00