PayPal、ECサイト向け新決済サービス「ウェブペイメントプラス」開始

　ペイパルジャパン株式会社は10日、ECサイト向けの新決済プラットフォーム「ウェブペイメントプラス」を日本市場で提供開始した。

　「ウェブペイメントプラス」は、クレジットカード決済を導入していない中小規模のECサイトなどを対象とする決済プラットフォーム。PayPalを利用した決済に加えて、PayPalアカウントを持っていない利用者向けにクレジットカード決済も提供する。

　従来サービスでは、決済の際にPayPalの決済画面に遷移する必要があったが、ウェブペイメントプラスでは決済ページをECサイト側で独自にカスタマイズすることが可能となった。また、電話やファックス、メールによる受注のクレジットカード決済が可能となる「バーチャルターミナル」機能も提供する。

　ウェブペイメントプラスの料金は、初期費用は無料、月額利用料が3000円。決済手数料は、国内が2.9％～3.6％＋40円、海外が2.9％～3.9％＋40円。PayPalアカウントから銀行口座への引き出しは5万円以上は無料、5万円未満は250円。

　ペイパルジャパンではサービス開始を記念して、4月15日までに申し込んだユーザーの月額利用料が6カ月間無料となるキャンペーンを実施する。