「Skype 2.1 for Android」公開、新たに17機種でビデオ通話が可能に
ルクセンブルクのSkypeは4日、「Skype for Android」の最新バージョンを公開した。バージョン番号は「2.1.0.46」で、Android MarketまたはSkypeのモバイルウェブサイトから無料でダウンロードできる。
これまでSkype for Androidではビデオ通話がわずか4機種でしかサポートされていなかった。しかしこのバージョンでは、新たにAndroid端末17機種でビデオ通話がサポート対象となり、これでメジャーな端末の多くでビデオ通話が利用できるようになったことになる。
新たに追加された端末は以下の通り。
・Acer A5
・HTC Desire(2.2)
・HTC Desire HD
・HTC Evo 3D
・HTC Evo 4G
・HTC Flyer
・HTC Incredible S
・HTC Sensation
・HTC Thunderbolt - Verizon(2.2) ※米国のみ
・LG Revolution - Verizon(2.2) ※米国のみ
・Samsung Droid Charge - Verizon(2.2) ※米国のみ
・Samsung Galaxy S
・Samsung Galaxy S II
・Samsung Galaxy Tab
・Sony Ericsson Xperia mini pro
・Sony Ericsson Xperia PLAY
・Sony Ericsson Xperia ray
認定されているのはこれらの機種だけだが、リストに掲載されていないAndroid端末でもビデオ通話ができる場合がある。ただしそうした機種でビデオ通話設定画面が表示されない場合は、Skypeによるビデオ通話の最低要件を満たしていないことを意味している。認定端末よりも、ビデオ通話品質が悪くなる可能性があるという。
また、Android 2.2を使用している場合、ビデオ通話にバックカメラしか使用できない場合がある。また、Android 2.3以上であっても、フロントカメラが搭載されていない場合には双方向ビデオ通話を行うことはできない。
今回のアップデートではそれ以外にもいくつかのバグが修正されており、その結果パフォーマンスが向上している。
SkypeがMicrosoftに買収された際、Windowsプラットフォーム以外でのサポートが継続されるのか、不安の声が聴かれた。Microsoftはマルチプラットフォームを維持し続けると明言したが、これまでのところ積極的に他のプラットフォームへの対応を進めていると言えそうだ。
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(青木 大我 taiga@scientist.com)
2011/8/5 11:47
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