プラネックス、省エネ仕様のスイッチングハブ4機種を発売


8ポート仕様のギガビット(1000BASE-T)対応モデル「FXG-08IM3」

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は12日、メタル筐体製スイッチングハブの新機種4モデルを9月下旬に発売すると発表した。いずれも電源内蔵かつファンレスで、省エネ技術「EEE(Energy Efficient Ethernet)」にも対応する。8ポート仕様のギガビット(1000BASE-T)対応電源内蔵型モデル「FXG-08IM3」の市場予想価格は5480円。

 今回発表された4モデルは、ポート数およびギガビット対応の有無によってバリエーションが分かれている。100BASE-TX対応モデルは5ポート仕様の「FX-05IM2」(市場予想価格2580円)と、8ポート仕様の「FX-08IM2」(同2780円)の2種類。ギガビット対応モデルには5ポート仕様の「FXG-05IM3」(同3780円)も用意される。

 全機種共通で採用されている省エネ技術「EEE」は、有線LAN通信時に使われていない帯域のMAC層への電源供給を止める「LPI」、通信量によって伝送速度を変動させてチップの消費電力を抑える「RPS」の2種類の技術から構成され、LANポートにケーブルを挿したままの状態で自動的に節電が行われる。なお、ケーブル長に応じた電力自動調整機能なども用意されている。


関連情報


(森田 秀一)

2011/8/12 16:55