マカフィー、世代ごとにオンラインバンキングのセキュリティアドバイス


 マカフィー株式会社は、「安全なオンラインバンキングのためのセキュリティアドバイス」を発表した。ユーザーの行動を世代別カテゴリーに分類し、それぞれの世代に応じたアドバイスをまとめた。

 マカフィーによると、オンラインにおける行動やセキュリティ習慣には年齢が大きな役割を果たしており、オンラインバンキング行動は3世代に分類されるという。

 まず、18~24歳は「有能だが軽率」と表現。最もテクノロジーを使いこなしている世代だが、自信過剰になりがちで、基本的なセキュリティ対策さえも怠る傾向があると指摘する。多くのユーザーがウイルス対策ソフトすらインストールしておらず、オンラインバンキングをターゲットにしたマルウェアに脆弱なケースが多々見受けられるという。

 これを受けてアドバイスとしては、まず無料スキャンツールなどを使用してクリーンなPCであるか確認すること、続いて製品版のセキュリティソフトをインストールすること、オンラインバンキングを行っている時に他の作業をしないこと――を挙げている。

 このほか、25~45歳は「自信はあるが無頓着」、46歳以上は「保守的で慎重」と分析し、それぞれ3項目のアドバイスを挙げている。


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(永沢 茂)

2011/8/29 12:43