米Google、1000カ所の表形式データをGoogle Mapsに一括記入できるツールを公開
米Googleは11日、Google EarthやGoogle Mapsで利用できる支援ツール「Spreadsheet Mapper 3」を公開した。「Spreadsheet Mapper」の新バージョン公開は4年3カ月ぶりとなる。
「Spreadsheet Mapper」は、表形式データとなっている場所を、Google Earth/Mapsに一括登録できるKMLファイルを作成するためのツールで、Google DocsのGoogle App Scriptを使用して作成されている。
今回のバージョンアップにより、最大1000カ所を一括登録できるようになったほか、カスタマイズできるバルーンデザイン、作成した地図共有やアップロード作業を簡単にしたなどの改良点がある。
表形式の場所のデータは、緯度経度情報を入力する必要がある。地名で入力することも可能ではあるが、その場合、作成したKMLファイルを読み込むたびに、それぞれの場所の検索を行う必要があるため、Googleでは推奨していない。
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(青木 大我 taiga@scientist.com)
2012/5/14 06:00
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