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Amazon.comの偽レビュー排除になんと米連邦取引委員会が直接参戦、販売者を訴訟

 米連邦取引委員会(FTC)がAmazon.comで偽の有料レビューを投稿させた販売者に対して訴訟を起こし、大きな話題になっている。

 これはAmazon.comで販売されているダイエットサプリに関し、販売者が外部サイトを使って高評価のレビューを有償で依頼したとして、罰金のほか非科学的な主張の禁止などを和解の条件として求めたもの。ダイエットサプリという、米国内で社会的に問題となっているジャンルの製品だったこと、また、販売者が過去にもやらせレビューで一悶着を起こしたいわくつきの人物だった事情もあるようだが、Amazon.comを差し置いてFTCが自ら訴訟を起こすケースは初であり、同委員会はわざわざプレスリリースまで出すなどの徹底ぶりだ。日本でいうと消費者庁が直々に販売者を訴えたような構図で、日本もこのくらいビシバシと取り締まってくれれば……と願う人は少なくなさそうだ。