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ゲーム販売サイト、本題からずれたレビューをスコアから除外する取り組みを実施中

  • tks24

2019年3月18日 06:00

　ECサイトなどのユーザーレビューでよく見られる、本題とはかけ離れた低評価のレビューをスコアに反映させないための取り組みを行うことを、ゲーム販売プラットフォームのSteamが表明して話題になっている。

　これは、本来ならばゲーム本体の評価が書き込まれるところに、運営者が「トピずれのレビュー」と呼ぶ、本題からずれたレビューが投稿された場合、それらをレビュースコアから除外するというもの。具体的な「トピずれ」の例としては、ゲーム開発者のネット上での発言や政治的信条を取り上げての批判や、ゲームのDRMやEULAの変更などユーザーがあまり関心を持たない話題などが挙げられている。人力ではなくツールを用いて検出を行う関係上、きっかけになった「トピずれのレビュー」だけではなく、それが投稿された周辺の時間帯ごとレビュースコアから除外するそうで、たまたま同時間帯にレビューを投稿したユーザーにとってはたまったものではないが、同社はそれによってレビュースコアが不正確になることはないとしている。ともあれ、製品そのものではなく梱包や配送にまつわる大量のコメントがスコアに影響を及ぼしているのを頻繁に目の当たりにしているユーザー側としては、この試みがうまくいくかは注目したいところだ。