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防衛省、倉庫から発掘された50年分もの自衛隊の活動記録映像をYouTubeで公開中

 防衛省が、防衛庁時代に撮影された50年分にもおよぶ自衛隊の活動記録映像をYouTubeで公開している。

 これは「防衛庁記録」と題された、1本二十数分の共通フォーマットでつくられた記録映像で、同庁が毎年制作してきたもの。防衛省の倉庫にまとまって保管されていたもので、公開されているのは自衛隊発足からわずか3年後にあたる1957年から、防衛庁最後の年となった2006年までの50年分。前半は記念式典や観艦式、施設装備の紹介、演習や訓練といった活動の記録が多く、1977年に映像がカラー化されて以降は災害支援や海外派兵など政治や事件事故と絡めて紹介されるケースも増え、広報ビデオとしての側面も強くなっている。各動画には細かくチャプターも用意されており、それらをざっと眺めるだけでもその年にどのようなイベントがあったのかをチェックできるので、自分の生年などゆかりのある年を見てみると面白いかもしれない。ちなみに令和に入ってからの最新の映像は、防衛省動画チャンネルで観ることができる。