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米警察、「著作権フィルターに検出されそうな曲」をかけて活動家のストリーミングを妨害?

 米警察がInstagramの著作権フィルターに引っ掛かりそうな曲をかけ、活動家のライブストリーミングを妨害しようとしたとみられる事例を、米Electronic Frontier Foundation(EFF、電子フロンティア財団)が紹介している。

 これはある活動家が、米ビバリーヒルズ警察署とのやり取りの様子をインスタライブで配信しようとしたところ、配信を察知した署側が米ロックバンドSublimeの曲を流して妨害したというもの。会話を聞き取れなくすることを意図したのではなく、著作権フリーでない曲が背後で流れていることをInstagramの著作権フィルターが検知し、配信が自動停止されることを狙ったものとみられる。インスタライブ以外の配信サービスであっても、自動停止はなくとも著作権違反での公開停止やアカウント停止は免れず、実に巧妙な手口だ。ブログ「P2Pとかその辺のお話R」では、EFFの記事を日本語に翻訳して紹介、「気に食わない言論を排除するために著作権を悪用させてはならない」との訴えを伝えている。