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Apple税を回避するため？ 「Disney＋」と「Hulu」、iPhoneからの新規サブスク加入が不可能に

日本のHuluは「これまでどおり」手続き可能

  • tks24

2024年10月25日 13:15

　動画配信サービス「Disney＋」と「Hulu」に、iPhoneから加入できなくなったことを、海外メディア「MacRumors」が伝えている。

　これは両サービスに新規加入するにあたり、従来は可能だったiOSアプリを用いてのApple経由での支払いができなくなり、元サイト、つまり「Disney＋」「Hulu」上での手続きが必要になるというもの。いったん加入してしまえば視聴自体は従来通り行えるが、サブスクリプションの契約は、必ず元サイトで行わなくてはいけないというわけだ。

　両社からAppleに対して15～30％の手数料を支払う、いわゆる“Apple税”を回避するための措置とみられており、すでに契約済みのユーザーに影響はないが、いったんサブスクリプションを停止したあとに再加入を行う場合は、元サイトでの手続きが必要になる。動画配信サービスでは「Netflix」、音楽配信サービスでは「Spotify」がすでに同様の対応を行っており、今後も追従する事業者が出てくる可能性は高そうだ。

　なお、日本のHuluを運営するHJホールディングス株式会社によると、MacRumorsの記事は米国のHuluについてのものであり、「日本国内にて、iOSアプリ内からのHulu加入のお手続きはこれまで通り行えます」とのこと。

　一方、Disney＋では、ヘルプセンターページにおいて以下のように言及している。

Apple App Store経由でDisney+に新規加入または再加入して利用料金をお支払いいただくことができなくなりました。ただし、プランはすべてご利用いただくことができ、DisneyPlus.comで加入していただければ、対応しているAppleデバイスでDisney+作品をご視聴いただけます。現在、Apple App Store経由でお支払いをされているサブスクリプション会員の方には影響はございません。

パートナー決済（Disney＋ ヘルプセンター）