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Apple Intelligence危うし? スマホユーザーの4分の1が「AI機能は役に立たない」と厳しい評価

 スマホユーザーの4分の1はAI機能が役に立つとは考えておらず、また、約半数はAI機能のためにサブスク料金を支払う意思がないことが、調査によって明らかになった。

 これはCNETが米国の成人2484人に行った調査によるもの。スマホのAI機能について近い考えを選ぶ設問(複数回答可)において、AI機能は役に立つとは思えず、スマホにそれらが統合されることを望まないとした人がが25%にも上ったという。また、スマホのAI機能を使うために月額サブスクなど追加料金を払うつもりはない(45%)、スマホでAI機能を利用するのはプライバシーが心配(34%)など、ネガティブな回答の割合が高いのが特徴。ポジティブな回答としては、AI機能は便利でありスマホで使えるようになるのを楽しみにしている(14%)、すでにスマホでChatGPTやGeminiなどのAIツールを使用している(12%)などがあるが、かなり開きがあることに変わりはない。なお、AIを利用することに熱心な人もいるとしており、世代別に見ると、Z世代とミレニアル世代ではそれぞれ20%がAI機能に期待し、役立つと回答している。

 iPhone用のAIである「Apple Intelligence」はまもなく米国での提供が開始されるが、今回の調査の結果を見る限り、売上に与える影響は、あまり期待しないほうがよさそうだ。