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X(旧Twitter)の検索機能が有料化されるというソース不明の噂が拡散、元は単なる思い込み?

 X(旧Twitter)の検索機能が有料化されるという噂が一部で拡散しているが、これはどうやら、ユーザーの思い込みから伝言ゲーム式に生まれた話のようだ。

 この噂は10月29日午後から出始め、多くのXユーザーがソース不明のまま話題にしつつ現在に至っているのだが、発端とみられるBlueskyのポストで根拠として言及されているのが、10月17日にXの有料ユーザー向けに開放された検索ツール「Radar」。これはキーワードのモニタリング、トレンドアクティビティの可視化、会話のフィルタリングをリアルタイムで行える高機能なツールなのだが、X標準の検索機能が使い物にならないことに業を煮やしていたユーザーがこれを見て、Xは有料化を前提に標準の検索機能を劣化させているという私見をポスト。それがソースなしでX上で言及され、「Xの検索機能が有料化」と形を変えて出回ってしまったとみられる。この件をX上で検索しても明確なソースは見当たらないが、X関係者のポストや、X関係の情報を逐一追っている海外サイトでも10月30日朝の時点では同様の話題は見つからず、現段階では公式にこうした動きはないとみてよさそうだ。