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Amazon、Kindleの自費出版ユーザー向けの連載プラットフォームを2025年2月に閉鎖へ

 AmazonがKindleの自費出版ユーザー向けに海外で展開していた連載プラットフォームが2025年2月に閉鎖されることが明らかになった。

 これは「Kindle Vella」と呼ばれるプラットフォームで、自費出版サービス「Kindle Direct Publishing(KDP)」の機能の1つとして2021年に登場。短いエピソードを1話ずつ連載形式で公開するのが特徴で、登場直後はKDPを上回る高い著者報酬が話題になったこともあったが、このたび2025年2月での閉鎖が発表された。Amazonはその理由を「期待したほどには普及しなかった」としているが、Kindleのサービスでありながらウェブとスマホアプリでしか閲覧できず、Kindle端末は非対応であるなど、不親切な仕様は最後まで改善されず、同社のサービスの中でも浮いた印象が最後まで改められないままの終了となった。なお、英語をはじめとして複数の言語に対応していたKindle Vellaだが、Amazon.comでのみ展開されていたことから、日本のユーザーへの影響はなさそうだ。