「NetWorld+Interop 2004 Tokyo」のマイクロソフトブースでは、Windows XP Service Pack 2(SP2)をデモンストレーション。また、マイクロソフトアジアリミテッドGTSCセキュリティレスポンスチームの奥天陽司マネージャ本人が質問コーナーに登場し、“多層防御”をアピール。来場者からの質問に個別に対応していた。
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Windows XP SP2のスクリーンショット。画面はWindowsセキュリティセンター
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セキュリティを担当する奥天氏が来場者の質問に対応していた
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2004年夏ごろに提供予定のWindows XP SP2は、セキュリティ関連の対応状況などが確認できる「Windows セキュリティセンター」などを搭載したセキュリティ機能強化版サービスパック。同梱されるInternet Explorerの最新版では「ポップアップブロック機能」も搭載する。
会場のスタッフは、SP2について「開発は順調だが、スケジュールありきでは動いていない」とコメント。「大きなサービスパックなので、テストが大変。セキュリティ強化がメインということもあり、各社にWebアプリケーションのチェックなどをお願いしているところだ」という。
また、「SP2はあくまでOSレベルでの防御。実際には、ファイアウォールやウイルス対策ソフトなどに頼るだけではなく、セキュリティポリシーの策定・運用や物理的なセキュリティの向上も目指して欲しい」としている。
関連情報
■URL
NetWorld+Interop 2004 Tokyo
http://www.interop.jp/
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( 鷹木 創 )
2004/06/30 20:25
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