マイクロソフトは21日、今夏の提供開始を予定しているWindows XP Service Pack 2(SP2)について、日本における名称を「Microsoft Windows XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載」と決定したことを発表した。また、SP2のリリースに向けて、ユーザーからのフィードバックを目的としたRC2(出荷候補版)の提供についても、21日からマイクロソフトのWebサイトで行なっている。
SP2では修正モジュールの集積や、各種ツールのアップデートといった従来のサービスパックの内容に加えて、ウイルスやワーム、ハッカーによる攻撃からの保護機能など、セキュリティに関する機能を大幅に強化している。こうした機能強化をユーザーに理解してもらうために、マイクロソフトでは日本におけるSP2の名称を「Microsoft Windows XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載」とし、今後の活動でもこの名称を使用していくという。
これまでマイクロソフトでは、開発者やシステム管理者を対象として、SP2のRC1を3月30日から提供してきたが、21日からはこれまでのユーザーのフィードバックを反映したRC2の提供を開始している。ダウンロードはマイクロソフトのWebサイトから可能。ただし、あくまでもユーザーからのフィードバックを目的とした出荷候補版であるため、製品サポートは提供されない。また、評価用のPCを別に用意することが推奨されているほか、仕様やインターフェイスは変更される場合があるといった注意事項を十分理解した上で試用して欲しいとしている。
また、マイクロソフトでは、SP2 RC2のダウンロート提供開始に伴い、フィードバックを寄せたユーザーに抽選で毎週50人にWindows XP特製グッズが当たるキャンペーンを実施している。
関連情報
■URL
Windows XP Service Pack 2
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/SP2/
RC2ダウンロードサイト
http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/winxppro/maintain/sp2predl.mspx
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・ マイクロソフト、Windows XP SP2 RC1をリリース(2004/03/30)
( 三柳英樹 )
2004/06/21 17:44
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