マイクロソフトは30日、Windows XP Service Pack2(SP2)日本語版のRC1(製品候補版)を同社ホームページ上で開発者向けに公開した。ファイルサイズは260MB。
2004年前半中に提供開始予定のSP2のRC1。RC1は、同社がフィードバックを得るために開発者などにテスト目的で提供するもので、製品サポートの対象外となる。また、製品版では仕様が変更される可能性がある。
SP2は主に、セキュリティ面での強化や機能追加が図られ、ファイアーウォールやウイルス対策ソフトの状態の監視などを行なう「セキュリティセンター」というアプリケーションが追加された。また、ブラウザのポップアップや偶発的なダウンロードの防止機能なども搭載された。
セキュリティ以外の機能では、Bluetoothの対応機器の増加、無線LANホットスポットへの対応などが追加された。
さらに、Tablet PCにインストールした場合は、手書き文字認識エンジンの性能が向上するなどのアップデートが行なわれる。
【訂正】 初出時にアンインストールができない旨の記載がありましたが、誤りでした。お詫びして訂正いたします。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=1872
ダウンロードサイト
http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/winxppro/sp2preview.mspx
関連記事:Microsoft、Windows XP SP2に新セキュリティ技術(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1010/ms.htm
■関連記事
・ マイクロソフト古川氏、Windows XP SP2やSUS2.0をデモ(2004/03/08)
( 若杉紀彦 )
2004/03/30 15:04
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