ビジネスに役立つAndroidアプリ
熱中症の危険を知らせる「熱中症アラート: お天気ナビゲータ」
(2013/7/10 06:00)
アプリ名 | 熱中症アラート: お天気ナビゲータ(Ver.4.1) | |
こんなときに | 熱中症にならないよう早めに気を配りたい! | |
対応OS | Android OS 2.1以上 | |
価格 | 無料 | |
配布 | 日本気象株式会社 | |
URL | https://play.google.com/store/apps/details?id=com.jmc.android.heatstrokealert |
今いる場所の熱中症の危険度を通知
関東では平年より15日も早く梅雨が開け、今年もいよいよ夏本番の季節を迎えた。仕事ではスーツを着込んでの外回りが非常に厳しい季節である。
この時期、怖いのが熱中症だ。高温環境下にいることで体内の調整機能が崩れ、筋肉のこむらがえりや立ちくらみをはじめとして、めまい、失神、頭痛、気分の不快感、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感などを起こすが、重度の場合は意識障害や痙攣、運動障害を発症し、最悪の場合は死に至ることもあるという。
外に出ないからと安心してはいられない。高温環境下であれば、室内でも発症するのが熱中症なのである。「熱中症に気をつけて」と呼びかけられても、具体的にどう行動すべきか分からず、結局いつも通りに過ごしてしまうという方は多いはずだ。そこで、まずは熱中症になりやすい状況下にいる、という事実を認識するところからはじめてみてはいかがだろうか。
今回ご紹介する「熱中症アラート: お天気ナビゲータ」は、気温・湿度・気象条件によって求められた熱中症指数から、熱中症の危険を知らせてくれるアプリだ。アラートは、任意の地域、または今いる場所のいずれかが選択でき、危険度が指定した通知レベルに達すると、通知バーのほか、通知音、ポップアップ、バイブ、LEDなどで通知してくれる。
起動して詳細画面を開くと、「てなびん」というキャラクターが現れ、危険度に応じた呼びかけを行うほか、気温、湿度、熱中症指数が数字でわかり、熱中症指数は過去24時間分をグラフでも確認できる。通知時間や更新間隔の指定も可能なので、自分が活動する時間帯を指定しておくといいだろう。ウィジェットも用意されており、アイコンを見ただけで危険レベルが認識できる。
もう少し具体的な対策情報が表示されるとさらにうれしいが、状況が手軽に把握できるのはありがたい。危険域に入ったことを知ったら、こまめに水分や塩分を補給し、外出時には、帽子をかぶる、日傘をさす、日陰を歩く、体温調節のしやすい格好をする、水分の携帯をわすれないといった行動を心がけるといいだろう。室内でも、レースのカーテンやすだれを活用することで、直射日光を防ぎ、室温の上昇を抑えることが可能だ。