ビジネスに役立つAndroidアプリ
スマートフォンでも「画面メモ」が使える「画面メモ」
(2013/11/20 06:00)
アプリ名 | 画面メモ(Ver.1.22) | |
こんなときに | 画面をリンク付きで丸ごと保存したい | |
対応OS | Android OS 1.6以上 | |
価格 | 無料 | |
配布 | Fookie Monsters Inc. | |
URL | https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.fuukiemonster.webmemo |
ブラウザーで表示中のページをまるごと保存
フィーチャーフォン時代、申し込みや購入の記録、チケットや割引クーポン券の保存などで画面メモ機能のお世話になった方は多いはずだ。保存も呼び出しも簡単で、メモ代わりに便利な機能だ。スマートフォンに機種変更してもあの機能をそのまま使いたいという方は、その名の通りのアプリ「画面メモ」を試してみよう。
「画面メモ」は、標準ブラウザーなど、Webブラウザーに画面メモ機能を追加できるというもの。共有機能から「画面メモに保存」を選択すると、表示中の画面がまるごと保存される。保存時には「画像形式」と「HTML形式」のいずれかを選択でき、保存された画面は、「画面メモ」を起動することで参照できる。不要になった画面メモは、長押しすれば削除可能だ。
Androidの機能として用できるスクリーンショット(音量ダウンキーと電源キー、またはホームキーを同時に押す)と大きく異なるのは、HTMLと画像いずれのモードでも、画面の見えていない部分まで保存できる点だ。さらに、HTMLで保存した場合、リンクが有効になっているので、保存後でもリンク先にアクセスできる。
「このまとめ系のページのリンクが便利だから、丸ごと保存しておきたい」というときは、「HTML形式」を選択しておくと役立ちそうだ。後で読みたい記事を保存しておき、読んだら消すという簡単なスクラップブックとしても活用できる。また、スクリーンショットの場合、アルバムなどの画像の中から、専用のフォルダを開く必要があるが、「画面メモ」なら、アプリを起動するだけですぐ見られるため、どこに保存されているか分かりやすいというメリットもある。
デメリットがないわけではない。保存にやや時間がかかる場合があることや、HTML形式の場合、スタイルが失われて、見たままの状態を再現できない場合がある。
リンクは不要だが、見た目が大事というときは、「画像形式」を選択すると、見えていない部分も含め、表示したままの状態で画像として保存される。表示量が多すぎる場合など、ページによっては保存に失敗する可能性もあるが、そんなときはスクリーンショット機能の出番だろう。通常の機能にプラスすることで、情報をより便利に活用できるに違いない。