ビジネスに役立つAndroidアプリ
複数の写真を組み合わせて1枚の写真に加工できる「PicFrame」
(2012/12/26 06:00)
アプリ名 | PicFrame | |
こんなときに | 手軽に組み合わせ写真を作りたい | |
対応OS | Android OS 2.1以上 | |
価格 | 990円 | |
販売 | ActiveDevelopment | |
URL | https://play.google.com/store/apps/details?id=nz.co.activedevelopment.picframe_android |
1枚から5枚までの写真を36パターンのフレームで組み合わせできる
写真の加工をパソコンでやろうと思うと、ハードウェアの操作をはじめとして、さまざまな壁に阻まれがちだ。しかし、スマートフォンのアプリを活用すると、タップしていくだけで驚くほど簡単にできるものが多いと感じる。今回ご紹介する「PicFrame」は、複数の写真を1枚の写真に合成するアプリだが、これもその1つではないかと思う。
組み合わせ写真アプリは多数存在するが、「PicFrame」の特徴は、シンプルな矩形ベースのカッチリした写真が手軽に作成できる点だろう。選択できるフレームは36パターン。写真はフレームのパターンに応じて、1枚から最大5枚まで指定できる。写真の縦横比も用途に応じて、1:1、3:2、4:3、16:9、2:3、3:4から選べ、フレームの幅やデザイン、写真のコーナーを調整することで、遊び心もプラスできるようになっている。組み合わせ写真作成アプリだが、写真は1枚でもいいので、単純にフレームをつけたり、角を取るといった加工にも使えるため、ビジネスシーンからプライベートまで活用できるのだ。
実際に作ってみよう。アプリを起動したら、まず「RATIO」で写真の縦横比を選択する。次に、36種類のフレームパターンの中から、好きなものを選んでタップする。すると空のフレームが表示されるので、それぞれ中をタップして、組み合わせたい写真を選択していく。写真はドラッグして移動できるほか、ピンチで拡大縮小もできるので、見せたい構図も自在だ。この時点で問題ないと思えば組み合わせ写真の完成となる。
ボーダーの幅を変えたいときは「Width」をタップすると、スライダーで自由に調整できる。ボーダーに色や柄を加えたいときは「Style」を選ぶ。パターンには、割と落ち着いた使いやすいデザインがそろっている。続けて「Corners」を選ぶと、写真の角を丸く加工できる。少々角を落とすと柔らかい印象になるのでお勧めだ。
最後に「Share」を選ぶと、ローカルに保存できるほか、SNSなどに投稿も可能。サイズは、長辺が800ピクセルの「Med Res」または、1200ピクセルの「Max Res」のいずれかを選択し、ローカルに保存したいときは「Save」、SNSに投稿したり、他のアプリに操作を引き継ぎたいときは「Share」を選択する。連携可能なアプリが一覧で表示されるので、必要なものを選ぼう。
一度作成した写真でも、アプリを開いている間は、再び「Frames」を開いて新しいフレームを指定すれば、選択済みの写真を含めた形で、新しい構成を表示してくれる。1枚の写真だけでは伝えきれないときに、活躍してくれるに違いない。