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Gmail、これまで不可能だった「@gmail.com」よりも前の部分を変更できる機能の提供を開始

 Gmailが、メールアドレスの「@gmail.com」よりも前の部分を変更できる機能の提供を段階的に開始したことが明らかになった。

 これまで「@gmail.com」よりも前の部分は、アカウント取得後の変更が不可能で、どうしてもという場合は別のアカウントを取り直して元のアドレスから転送するなどの手間がかかった。それが「@gmail.com」よりも前の部分の変更にも対応したことで、元のアドレスと同じ受信トレイで新しいアドレスのメールを受信できるほか、元のアドレスもエイリアスとして機能。また、Gmailやマップ、YouTube、Google Play、ドライブなどのGoogleサービスには新旧どちらのアドレスでもログインが可能になるという。変更後12カ月間は新しいアドレスを変更または削除することはできないという制限はつくものの、これまで一切変更できなかったことを考えると大きな進歩だ。

 唯一の問題点はこのアナウンスが現時点ではヒンディー語のページでしか確認できないこと。足並みをそろえずにいち早く発表してしまったものとみられており、早期に他言語でも利用可能になることが期待される。ひとまず続報を待ちたいところだ。