ビジネスに役立つAndroidアプリ

広域高速道路の渋滞予測を事前に確認できる「渋滞ナビ Pro」

アプリ名渋滞ナビ Pro(Ver.5.15)
こんなときにドライブに備えて渋滞しそうな場所を知りたい
対応OSAndroid OS 2.1以上
価格150円(無料版あり)
販売flictec Inc.
URLhttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.kenmiya.TJamInfo

地図と文字で道路情報を把握。高速道路は2か月先までの渋滞情報を予測

 年末年始の帰省や旅行に向けて、今から計画を立てている方も多いはずだ。そこで今回は車での移動を考えている方向けに「渋滞ナビ Pro」をご紹介しよう。

「渋滞ナビ Pro」で表示した東京の高速道路の交通情報例

 「渋滞ナビ Pro」は、(財)日本道路交通情報センター (JARTIC)、及びGoogleマップの情報をもとに、高速道路、都市高速、一般道の渋滞情報や交通規制情報を提供するアプリである。起動すると、GPSの位置情報から現在の都道府県を自動選択し、道路情報を表示する。もちろん都道府県名や、それぞれの路線名の指定も可能だ。情報は5分ごとに自動更新され、よく使う路線はブックマークしておけるほか、渋滞マップの共有機能やJARTICサイトへのアクセス機能も用意されている。

 画面は「Map」「Text」「Googleマップ」の3つのタブが用意されている。「Map」では、通行止め、チェーン規制、事故、渋滞、混雑、その他、などの道路情報が色で示される。一方「Text」を選択すると、路線名称、芳香、規制区間、原因、規制内容といった規制情報が、路線毎に一覧表で確認できる。「Googleマップ」では、現在の交通情報が、よりリアルな地図で確認できる。大まかな場所を「Map」の図式化された地図で確認し、具体的な規制情報は「Text」で見て、混雑している箇所の脇道など、細かい情報を得たいときに「Googleマップ」で確認する、といった使い方ができるようになっている。

 「渋滞ナビ」には、広告が表示される無料版もあるが、有料版の最も特徴的なところは、高速道路の5km以上の渋滞予測が、最大2か月先まで見られる点だ。たとえば、12月30日に高速道路を使った帰省を計画している場合、エリアと該当する高速道路を開き、画面下の日付をタップする。カレンダーが現れたら12月30日を選択する。すると、地図とともに、ボトルネック箇所、混雑する時間帯とピーク時間帯、渋滞の長さ、所要時間などが分かるのである。あらかじめ確認しておくことで、混雑のピークを避けた移動計画が立てられるだろう。

 なお、文字情報はスマートフォンに最適化されているわけではないため、表示される情報がかなり細かい部分もある。画面の大きなスマートフォンやタブレットで使うと、より役立てられそうだ。

首都高速の交通情報例
東京23区内一般道の交通情報例
高速道路の「Text」表示
「Text」は、路線を切り替えることで、一般道の情報も得られる
「Googleマップ」による現在の交通情報
地域選択画面。よく使うエリアには★印を付けて絞り込める
路線選択画面の例
「Map」でカレンダーのアイコンをタップすると、画面下に日付の指定メニューが表示される
指定日の渋滞予測が見られる
12月30日の渋滞予測情報例。地図と文字情報の両方が得られる
文字情報ではピークがわかる
地図をタップするとピーク情報がポップアップする
メニュー
凡例

すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。