ビジネスに役立つAndroidアプリ
勤怠を手軽に記録できる「タイムカード Pro」
(2013/3/27 06:00)
アプリ名 | タイムカード Pro(Ver.1.7.1) | |
こんなときに | タップするだけで出勤と退勤を記録したい | |
対応OS | Android OS 2.1以上 | |
価格 | 120円(広告が表示される無料版もあり) | |
販売 | K.O | |
URL | https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ne.app.kintai.pro.activity |
複数の勤務パターンを使い分けつつ、勤怠を管理できる
オフィスにはタイムカードがあり、毎日押すだけでスタンプされるが、新しい出向先にはない。毎日手帳に手書きするのは手間だし、メモし忘れてしまうこともある……こんときに役立つのが、ウィジェット機能ももったタイムカードアプリだ。
「タイムカードPro」は、ボタンをタップするだけで、出勤、退勤の時間を簡単に記録し、労働時間から賃金も計算できるアプリだ。ウィジェットも用意されているので、アプリを起動しなくても、すぐ記録できる。Twitterとの連携や、SDカードへのバックアップや復元も可能だ。
起動画面には大きく「出勤」「退勤」と書かれたボタンがある。このボタンをタップすることで現在時刻を記録できるが、「現在の時刻を使用する」のチェックを外すと、任意の時間に変更して記録することも可能になる。備考入力欄もあり、月次リストに反映される。
「31」と書かれたアイコンからは、「月次リスト」を表示できる。勤務状況を月ごとに一覧で表示できるだけでなく、勤務形態が頻繁に変わる場合でも、当月の累計時間を勤怠設定ごとに確認できる。また、設定済みのメールアドレス宛に、当月の勤怠情報をカンマ区切りでメールとして送信することもできる。
初期状態でも時刻の記録はできるが、残業時間や賃金の自動計算もしたいときは、あらかじめ勤務体系パターンを登録しておくと、勤務時間から労働時間や給料を計算してくれる。勤務パターンの登録は、スパナのアイコンから起動する「設定」の「基本設定」と「就業パターン設定」で行う。
「基本設定」は、軸となるパターンを登録するといいだろう。始業時刻、就業時刻、休憩時間といった勤務体系に加え、支払い単位や締め日などの賃金設定、メール送信機能の設定が可能だ。夜勤やシフト勤務など、変則的な勤務は「就業パターン設定」を使うといいようだ。ここで作成した情報は、「月次リスト」で特定の日を指定し、「パターン反映」するときに個別に指定できる。
時間の修正は、直接時間を変更する方法と、登録済みの就業パターンや、シフト勤務など、設定済みの勤怠をそのまま反映する方法が用意されており、いずれも「月次リスト」で行う。紙にスタンプするタイプのタイムカードは、一度使ったら修正しにくいが、このアプリなら、現在時刻を記録しつつ、忘れた日があっても、後日フォローできるところが魅力だ。
遅刻した日の扱いなどは利用者の良心にゆだねられるところだが、在宅ワーカーなら、勤務時間を簡単に記録してまとめやすい。労働時間から賃金を推定したいという時にも役立つだろう。