ビジネスに役立つiPhoneアプリ
お絵かきだけじゃない。仕事にも活用できる「LINE Brush」
(2014/11/12 06:00)
アプリ名 | LINE Brush(Ver.1.1.3) | |
こんなときに | 図形など、思いついたことを手軽に書き留めたい | |
価格 | 無料 | |
配布 | LINE Corporation (C) LINE Corporation | |
URL | https://itunes.apple.com/jp/app/line-brush-lite/id544135693?mt=8 |
操作は簡単。ペン先や連携アプリも豊富
図形やイメージ、配色など、テキストでは残せないメモがある。しかし、ノート系では色やペン先が物足りない。かといって、本格的なドローイングツールが欲しいわけでもないと思ったことはないだろうか。そんな方は「LINE Brush」はいかがだろうか。
「LINE Brush」はイラストを描いたり、写真を取り込んで書き込みができる、いわゆるお絵かきアプリだ。趣味やお遊び用といったイメージをもつかもしれないが、豊富なブラシとシンプルな操作性が特徴で、これが結構役に立つ。
最大の魅力は、画面がスッキリしていて書きやすいことだ。書き込み始めると自動的にメニューが非表示になるため、画面をフルに活用できる。画面はピンチ操作で拡大も可能なので、細かい描画にも対応する。メニューを表示したいときは画面を1タップするだけでいい。タップ操作では点は描画されず、メニューだけが現れる。途中でアプリを終了させても直前のデータは保持されるので、それも安心要素である。
ペンは通常の描画モードで27種類用意されている。写真を取り込むと、加工用のペンがさらに15種類有効になり、指先でなぞることで、写真を絵画調に加工することができるようになる。いずれもペンのサイズと透明度、色が変更できるので、メモ用に好きなペン先を設定しておくと便利だ。書き込み中は「戻る」「進む」によってやり直しも簡単だ。
作成したメモは、アプリ内のギャラリーに保存できるだけでなく、「送信」からLINEはもちろん、アルバムに保存したり、他のさまざまなアプリに渡すこともできる。たとえばEvernoteを選択すると、そのまま手書きメモとして保存できるところも見逃せない。
写真を使った書き込みも活用しがいがある。写真の上に手書きで説明を書けるので、地図や画面操作の説明に使える。この背景の写真は後から削除することもできるので、輪郭だけトレースするといった使い方も可能なのだ。
特に画面の大きなiPhone 6 Plusなら、ほぼメモ帳感覚で使うことができるだろう。指先だけでも書き心地は上々なので、とっさのメモに活躍すること間違いなし。ぜひお試しいただきたい。