ビジネスに役立つiPhoneアプリ

飲んだお酒によって酔いが覚めるまでのおよその時刻がわかる「alcCalc」

アプリ名alcCalc(Ver.1.0.1)
こんなときにこの後まだ仕事があるけど最初の乾杯には付き合いたい!
価格無料
配布NOHT CO.,LTD. (C)NOHT CO.,LTD
URLhttps://itunes.apple.com/jp/app/alccalc-arukoru-fen-jie-ji/id887557458?mt=8

節度を持った飲み方のサポートに

 いよいよ今年も忘年会、新年会と、飲酒の機会が増えるシーズンに突入。中には仕事が終わらないので、ご挨拶がてら乾杯には付き合いたいが、途中で戻ってまた仕事を再開したい、という方も多いはずだ。そんなとき知りたいのが、酔いが覚めるまでの時間ではないだろうか。

alcCalc

 「alcCalc」は、体重と性別、飲んだお酒の量から、アルコールの分解時刻をリアルタイムに予測してくれるユニークなアプリ。飲み始めのタイミングでメニューからお酒を選ぶだけで、ビールのような発泡性ドリンクのアニメーションを背景に、その時間をカウントダウンで教えてくれる。なお、表示する値はあくまでも性別と体重から算出した平均値で、正確性を保証するものではない。

 カウントダウンの下には、摂取したカロリーと、呼気アルコール濃度、血中アルコール濃度、さらには二日酔いの危険性を次々と表示する。二日酔い予想は「問題なし」「恐れあり」「注意」「危険」の4段階で表示。何を飲んだかは「履歴」でも確認できるほか、TwitterやFacebookへの投稿機能も備える。

 現在プリセットされているデータは、ビール、チューハイ、ワイン、日本酒、焼酎、泡盛、梅酒、ウイスキー、ジン、ラム酒、テキーラ、ウォッカ、カシスオレンジ、ピーチフィズ、カルーアミルク、カシスソーダ、カンパリオレンジ、ファジーネーブル、スプモーニー、モスコミュール、ウーロンハイ、ラムコークの22種。

 ビールならさらに、グラス、小ジョッキ、中ジョッキ、大ジョッキ、小瓶、中瓶、大瓶、350ml缶、500ml缶、ワインなら、グラス、ハーフボトル、デカンタと、お酒の種類に応じて量も選択できる。プリセットされていないお酒は、自分で名前、量、度数、カロリーを入力して追加することも可能だ。

 お酒を追加するごとに背景のドリンクの色が濃くなり、カウントダウン中の数字も見直される。こうして飲んだお酒の種類と量で、何時頃から酔っ払いを返上できるかがわかるのである。当然飲めば飲むほど遅くなるのはいうまでもないが、あらかじめ知っておくことで、頑張りどころもハッキリさせやすいというメリットがある。

 今のところ、選択したお酒の編集機能はなく、カウントダウンのキャンセル機能もない。ただし、アプリを完全に終了させれば再選択は可能なので、飲んでみたいお酒の中から分解が早そうなものを調べるツールとして使うこともできるだろう。なお、計算方法を確認したい方は、設定の「算出方法と免責」でご確認いただきたい。

最初に性別と体重を指定
画面の「+」をタップするとプリセットされたお酒の一覧が現れる
量を指定する
チューハイの場合
プリセットにないお酒は登録もできる
いろいろ飲むとどんどん酔っ払いに
ファジーネーブルなら10分以内に冷めるらしい
予想された分解時刻になると通知が
計算式は設定で確認できる

すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。