Twitterの過去の発言をまるごとCSVファイルで保存できる
「ぺちゃくちゃReader」


こんなところが便利!

 アカウントを入力したら、1クリックで過去ログを読み込める。英語から日本語への翻訳機能がついているので、英語の混ざったツイートや、英語だけのツイートなども日本語で読めるようになる。保存したCSVファイルは、バックアップになるほか、オフラインで読んだり、検索に利用したりと、さまざまに活用できる。


■ぺちゃくちゃReader
  著作権:しみず工房氏
  動作OS:Windows 7/Vista/XP/2000
  http://pcbase.web.infoseek.co.jp/



1クリックで過去のツイートをごっそり保存

 Twitter で、誰かの発言をまとめて読みたいときは、公式サイト上でその人のアカウントにアクセスするのが手っ取り早い。しかし、量が多いときはさかのぼるのも大変だ。最新のツイートから過去に戻るよりは、できれば最初から順を追って読みたいということもあるだろう。そんなときに便利なのが、今回ご紹介する「ぺちゃくちゃReader」だ。

アカウント「impress_watch」をセットした「ぺちゃくちゃReader」。[投稿取得]をクリックすると読みこみが始まる読みこみを完了したら、「ファイル」から「名前をつけて保存」を選択するだけ

 「ぺちゃくちゃReader」は、特定のアカウントのツイートだけをまとめて取得し、CSVファイルで保存できるツールである。

 任意のフォルダに解凍するだけで、すぐ利用できる上、読みたいアカウントを入力して、「投稿取得」をクリックするだけという簡単さが特徴だ。取得が完了したら、「ファイル」から、「名前をつけて保存」を選択すれば、CSVファイルとして保存できる。

 嬉しいのは、英語から日本語への自動翻訳機能がついている点だ。発言に英語のツイートが混ざっても、心配することはない。特に、英語だけの海外の著名人の発言をまとめ読みするときには、すべてが日本語に翻訳されるため、英語が苦手な方には非常に便利というわけだ。多少違和感のある訳でも、発言内容の雰囲気がつかめるだけでもうれしいだろう。

 作成したファイルは、そのままで読んでもいいし、別の端末に保存して「あとで読む」的な使い方をしてもいい。自分のアカウントを指定すればバックアップにもなるし、並べ替えて過去の発言から読み返すこともできる。ビジネス用のアカウントなら、反省材料にもなる。CSVファイルとして保存できることで、意外と使い道があることに気づくだろう。

CSVファイルとして保存された「impress_watch」のツイート
レディー・ガガのアカウントをセットし、ツイートの「自動判定取得」を選択してみるレディー・ガガによる英語のツイートも、すべて日本語訳されたうえで保存できた

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2010/9/1 06:00


すずまり
大学卒業後、システム開発会社→ISPの営業企画→フリーのWebデザイナー→フリーのライター、とどんどん脱線。オンラインサービスからソフトウェア、ハードウェアまでIT関連のレビューを中心に活動中。趣味は写真。キックボクシングのリングサイド撮影が講じて、現在は目黒の某ジムの練習生に。現在の目標はミドルキックの上達とくびれの復活。