いまさら聞けない!? ちかごろ話題のサービス・アプリをさくっと解説

宛名書きいらずで送料をオンライン決済できる郵便サービス「クリックポスト」

サービス名 クリックポスト
リリース日 2014年6月16日
運営会社名 日本郵便株式会社
料金 164円
URL https://www.post.japanpost.jp/service/clickpost/
登録 Yahoo! JAPAN IDとYahoo!ウォレットのカード決済登録が必要
クリックポスト

 送りたい厚めの資料があるけれどコストは抑えたい、すぐ投函したい郵便物があるけれど切手がない、郵便局の窓口が開いていない、宛名を書くのはいつも面倒だと思う、追跡サービスを利用したい――こんなニーズに応えられる配送サービスがあるのをご存じでしょうか。日本郵便の「クリックポスト」です。

 「クリックポスト」とは、2014年6月16日に日本郵便がスタートさせたサービスで、 切手がなくても、オンライン決済して専用の宛名ラベルをプリントすることで、特定のサイズまでの信書以外の郵便物を、ポストに投函できるというもの。ヤフオク!(http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/trendsv/20160120_739719.html)をご利用の方ならすでにご存じかもしれませんが、実はこのサービス、ヤフオク!以外でも利用できるのです。

長辺34cm以下、短辺25cm以下、厚さ3cm以下、重さ1kg以内で、全国一律164円

 投函できるサイズは長辺34cm以下、短辺25cm以下、厚さ3cm以下、重さ1kg以内に限られますが、指定期間内に日本全国一律164円で送れます。日曜日・祝日の配達も可能です。荷物は送付先のポストに投函されますので、受け取りのために印鑑などは不要。しかも追跡サービスもあります。ただし、補償サービスはありません。

 補償はないけれど、定形外郵便では足りない。かといって、宅配荷物として扱うにはちょっと小さい。翌日配達などの時間指定サービスを使うほど急がない、小さめの郵便物を手軽に送りたい、という方にぴったりというわけです。

Yahoo! JAPAN IDとYahoo! ウォレットのカード決済が必要

サービスには、Yahoo! JAPAN IDでログインします

 利用するのに必要はものは2つ。ヤフーが提供する「Yahoo! JAPAN ID」と「Yahoo! ウォレット」です。「Yahoo! ウォレット」とは、Yahoo! JAPANが提供しているサービスの1つ。クレジットカードやYahoo! JAPAN指定銀行の口座を登録しておくことで、ネット上の支払いや代金、報酬の受け取りが可能になるというもの。いわばネットのお財布のような機能です。「クリックポスト」ではこの「Yahoo! ウォレット」のクレジットカード決済が必要となりますので、あらかじめ登録しておく必要があります。

「Yahoo! ウォレット」にクレジットカードを登録しておきましょう

 これらの準備ができれば、あとはサイトから申し込むだけ。荷物の内容や宛先を入力し、「Yahoo! ウォレット」で164円の決済を済ませると、宛名ラベルがPDFファイルとして生成されます。差出人はあらかじめYahoo! JAPAN IDに紐付けてある自分の住所が自動的にセットされるので、手書きは一切不要です。指示通り印刷してラベル部分を切り取り、荷物に貼り付ければ準備OK。宛名ラベルはカラーとモノクロどちらでも問題ありません。

ログインしたら、左側にある「新規発送」ボタンからラベルをつくります
宛先を含め、必要事項を入力します
ラベルがPDFファイルとして作成されます

 あとは有効期限内(手続きを完了させた日の翌日から起算して7日間)にポストに投函するだけです。窓口が開いていなくても、手元に切手がなくても、宅配の専用ラベルがなくても問題ありません。配達に要する時間は、一部離島などを除き、差出日の翌日か翌々日。おおむね2日間と思っておけばよさそうです。私書箱への配達や郵便局留もできますし、配達記録はクリックポストのサイトから確認できます。

配達記録も参照できます

送料自分負担にもできる

 このPDFファイルはダウンロードもできるので、メールなどで送れます。たとえば、誰かにお願いして資料を送ってもらうとき、送料をこちらで負担したいというときもあるはず。そんなときは自分宛のラベルを作成し、PDFファイルを相手に送ってみましょう。ラベルを印刷してもらえば宛名書きと送料問題は解決。パソコンが使えてプリンターを持っているということが前提になりますが、お願いもしやすくなるのではないでしょうか。

 小さな荷物を手軽に送れる「クリックポスト」は、オークションだけでなく、実生活でも上手に活用すると、送料を削減できそうです。注意したいのは、バーコードが雨などで濡れてにじむ可能性があること。天候がすぐれないときは、防水対策が必要かもしれません。

 なお、「クリックポスト」では、信書や現金を送ることはできません。信書について知りたい方は、総務省の「信書のガイドライン」(http://www.soumu.go.jp/yusei/shinsho_guide.html)を参考にしてください。

すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。