いまさら聞けない!? ちかごろ話題のサービス・アプリをさくっと解説
防災情報が充実した気象情報サイト「Yahoo! 天気・災害」
(2016/5/25 06:00)
サービス名 | Yahoo! 天気・災害 |
運営会社名 | ヤフー株式会社 |
URL | http://weather.yahoo.co.jp/ |
さまざまな提供元からの気象情報をまとめて提供
「Yahoo! 天気・災害」は、一般財団法人日本気象協会をはじめとした、各種情報提供元からの全国の天気予報、防災情報を配信している気象情報サイトです。パソコンのウェブブラウザーで見られるほか、iOS、Android端末用のアプリ「Yahoo! 天気」も用意されています。
情報は、国内、海外、レジャー施設ごとの天気予報、指数情報、防災情報で構成されています。情報提供元の中には以前ご紹介したtenki.jpも含まれており、世界の天気や各地のPM2.5分布予測などはtenki.jpからの情報となります。
パソコンのウェブブラウザー版では、アクセスすると全国の天気が地図とともに表示され、7日先までの予報を確認できます。天気は、全国の天気予報のほかに、天気図、雨雲の動き、落雷情報、長期予報、波予測、霜予測、衛星画像、アメダス、雨雲ズームレーダー、週間天気、過去の天気、雨雪判別、花粉情報などが提供されています。
予報では、空港、釣り、マリン、サッカー場、競馬場、ゴルフ場、キャンプ場、野球場、テーマパークといったレジャー施設ごとにも探すことができるようになっています。ただし、目的の都道府県で絞り込んでいくため、残念ながら全国の状態を一望することはできません。
指数情報やパーソナルページも
都道府県別に、生活に役立つ指数を5段階のアイコン(指数は10段階)とコメントで表示する「指数情報」も提供しています。
通年で見られる情報は、洗濯、傘、紫外線、星空。冬季には、肌荒れ、鍋物、風邪引きの4種類。特にこれから必見なのは、紫外線、熱中症、汗かき、ビール指数でしょう。いずれも高い日は相当暑い日と推測されます。ついビール指数に目が行ってしまうかもしれませんが、まずは水の補給を心がけたいところです。
このほか、頻繁に確認するエリアを、市区町村名や郵便番号で指定、登録できる機能(Yahoo! JAPANのサービス内で共通)や、実際の天気をユーザーの投票で見られる「みんなで実況! 今の天気」、Yahoo! 天気・災害だけで見られるエリアを3つまで登録できる「お気に入りエリア」などがあります。これらはホームページの検索ボックス横にある「パーソナル天気」を開くと利用できます。特定のエリアの情報だけで十分というときに向いています。
防災速報アプリと併用すれば、安心感がアップ
見た目の印象はYahoo! JAPANならではのシンプルさですが、防災情報の豊富さと、見ているだけで一通り把握できる動画の提供が大きな特徴と言えそうです。
最近はテレビを持たない方も増えています。ウェブページやスマートフォンは操作が必要ですが、動画を使えば、テレビのお天気コーナーを見ているような感覚で情報を得られるでしょう。
国土交通省や気象庁、自治体からの情報を掲載しているという「防災情報」は、他に比べてかなり充実していると言えます。用意されているのは、警報・注意報、台風、地震、火山、避難情報、緊急・被害状況、防災速報、大雨警戒情報、河川水位、津波、自治体の防災情報、避難所マップ、防災コラムの13項目。基本的には発表されている情報を随時更新されるスタイルですが、必要な項目が網羅されているのは心強いですね。
防災コラムでは地震、津波、台風、大雨、竜巻、火災を含む災害時の身の守り方について紹介されているので必見です。
防災情報は、別途「Yahoo! 防災速報」というアプリも用意されており、地震などの災害のみならず、豪雨予報も可能です。「Yahoo! 天気」と「Yahoo! 防災速報」を併用すると安心感が高まること間違いなしと言えるでしょう。