ファミリーネット・ジャパンとNTT東日本、複合施設開発や街づくりなど不動産関連事業で連携

　株式会社ファミリーネット・ジャパン（FNJ）と東日本電信電話株式会社（NTT東日本）は4月10日、複合施設の開発や街づくりなど、不動産事業の多様化に対応するための連携協定を締結した。

　東京電力グループであるFNJは、主に集合住宅向けにインターネット接続とエネルギーを組み合わせたサービスを提供してきたが、複合開発の増加に伴い、この2つにとどまらない多様なサービスを求められているという。一方で、NTT東日本は商業施設やテナント、オフィスなどに、通信サービスのほかWi-Fi、クラウドカメラなどのICTサービスを活用した街づくりや地域活性化の取り組みを進めてきた。

　協定により、FNJでは、不動産事業者に対する窓口となり、自社のサービスに加え、NTT東日本のサービスやソリューションも組み合わせて、提案や提供を行っていく。NTT東日本では、FNJと連携して施設単位での受け付けやアフターフォローなどのサポートを行う。また、両社は共同で、不動産事業者のニーズに基づいたサービスの開発にも取り組む。