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賃貸住宅に、メンテナンスが簡単なWi-Fi 7対応「脱着式Wi-Fi」提供、ファミリーネット・ジャパン
2025年2月25日 06:30
マンションISPなどを手掛ける株式会社ファミリーネット・ジャパンは2月21日、賃貸住宅向けのWi-Fi設備として「脱着式Wi-Fi」の提供を開始した。ユニット交換式Wi-Fiアクセスポイントの提供により、修理対応などの運用を効率化し、安定したネットワーク環境の構築が可能になるとしている。
脱着式Wi-Fiとして提供される製品は、Ruijie Networks Japan株式会社が1月に販売を開始していた「RG-MA3511」。電源方式PoEとACの2モデルがあり、Wi-Fi 7デュアルバンドで最大通信速度は5GHz帯が2882Mbps、2.4GHz帯が688Mbps。メッシュ機能に対応する。WANは2.5Gbpsに対応し、ギガビット対応LANポート×1も備える。
集合住宅の各戸に専用のコネクタを設置しておき、そこにユニットをはめ込むことで動作する。故障時にはユニットを交換するだけで対応でき、専用コネクタを必要とすることから、持ち去りリスクを低減できることも特徴。壁内部に設置する従来の埋め込み式Wi-Fiに対して、壁の外に設置できる同製品は熱による故障のリスクを低減でき、安定動作が可能だという。
各戸に設置した製品はクラウドによる遠隔管理が可能で、動作状況の監視や遠隔再起動が行える。
