KasperskyがPOS端末向けウイルス対策製品、ユージン氏の巨大看板も


Interop Tokyo 2010で4番目に大きいというKaspersky Labs Japanの展示ブース
「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation R2」の動作画面

 「Interop Tokyo 2010」において、株式会社Kaspersky Labs JapanがPOS端末向けのウイルス対策ソフト「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation R2」を展示している。

 「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation R2」は、同社がコンシューマー向けに提供する製品と同様、オンデマンドスキャンやリアルタイム保護の機能を備え、ウイルス定義ファイルの更新も行う。

 担当者によれば、Windows搭載のPOS端末では、USBメモリー経由で新たな品目を追加する際などに、そのUSBメモリーがウイルスに感染していたために、POS端末が不具合を起こすケースも少なくないという。

 「POS端末にウイルス対策が必要なことを知らない人も多い」と担当者は語るが、今回の展示を通じて、POS端末販売メーカーや小売店に勤務する来場者に製品をアピールしたいと話していた。

 Kaspersky Labs Japanのブースでは、「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation R2」対応端末として、マイクロソフトや日本HPなどのメーカーも出展するなど、セキュリティベンダーとしてはかなり大きな展示スペースが割かれている。

 Kaspesky Labs Japanの展示スペースはInterop Tokyo 2010では「4番目に大きい」(担当者)。同社はこのほか、露Kaspersky LabでCEOを務めるユージン・カスペルスキー氏の似顔絵を描いた広告看板を会場入り口付近に掲載。看板を撮影する来場者も見られた。

日本HPは「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation R2」に対応するPOS端末を参考出展していたユージン・カスペルスキー氏の似顔絵を描いた巨大看板。会場入り口付近に掲載されており、携帯電話で写真を撮る来場者も見られた

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(増田 覚)

2010/6/11 14:07