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最新トピックを効率的に把握! ブログ検索&RSSリーダー
今回ご紹介するのは、ブログ最新記事の検索に特化した専門ポータルサイト、そしてRSSリーダー。この2つを組み合わせることで、ネット上を行き交うアツい話題を、素早く簡単にチェックできるだろう。特にRSSリーダーは、Webサイト更新チェッカー的な要素も備えた便利ツール。ぜひ積極的に活用してほしい。
●検索機能が充実! ブログ関連ポータル
まずは、手軽に利用できるブログ関連ポータルサイトから見ていこう。近年はブログだけを対象とした専門検索も充実。記事表示順を適合度ではなく時系列でソートできるなど、一般的なWeb検索とは異なる結果が得られる。身の回りの最新キーワードを入力して、その効果を試してみよう。
http://blogsearch.google.co.jp/ |
◆Google ブログ検索
http://blogsearch.google.co.jp/
皆さんご存じGoogleのブログ専門検索サービス。単にキーワードを入力するだけでも十分活用できるが、検索対象URLや投稿者名などをオプション指定することも可能。検索結果画面からは投稿日時での絞り込みが簡単に行える。
◆Yahoo!ブログ検索
http://blog-search.yahoo.co.jp/
ブログ上で話題になったキーワードについて、その注目度の変遷を折れ線グラフで表示するなど、ビジュアル的な魅力が高い。また、検索結果を更新時期や記事タイトルだけで絞り込むといった用途にも対応する。なお「Yahoo! JAPAN」トップページの検索フォームからも利用できる。
◆Technorati (テクノラティ) ブログ検索
http://www.technorati.jp/
テクノラティジャパンが運営するブログ専門の検索サービス。キーワード入力での自在な検索に加え、「エンタメ」や「暮らし」といったカテゴリー別に注目記事をピックアップして紹介中。ニュースサイト感覚でブログ記事を読めるので便利だ。
◆livedoor ブログ検索
http://blogsearch.livedoor.com/
ポータルサイト「livedoor」でもブログ検索機能を提供。検索結果画面では、対象語をハイライト表示したり、国内の著名ブログサービス別にドメインを絞り込むといった機能も用意している。変わったところでは、有名人ブログだけを検索対象にすることが可能だ。
◆Infoseek ハイブリッド検索
http://search.www.infoseek.co.jp/?t=blog&qt=
Web検索と並んでブログ検索機能を提供している。検索フォーム上部の指定が「ブログ」になっていることを確認してから利用しよう。検索結果の表示順は標準なら「ランク順」だが、「1日以内」「1週間以内」などにも切替可能だ。
◆Baidu(バイドゥ)ブログ検索
http://blog.baidu.jp/
中国生まれの検索エンジン「百度」、そのブログ版がこちら。最終更新日を元にした記事絞り込みが可能。また、結果表示順は時系列か関連度のどちらかを選べる。
◆gooブログ
http://blog.goo.ne.jp/
ポータルサイト「goo」による無料ブログのWebサイトだが、キーワード検索機能も提供している。1つの検索フォームから「gooブログ」「ブログ全体」「ウェブ検索」3種類の検索が可能。検索結果を「評判情報のみ」「ニュースのみ」に絞り込むこともできる。
◆FC2ブログ検索
http://blogsearch.fc2.com/
無料ホームページ、レンタル掲示板などのサービスで知られるFC2が提供。FC2だけを対象とした検索はもちろん、その他のブログも対象に含められる。検索結果画面では「更新から○○時間○○分○○秒経過しています」と表示するなど、時系列表示が基本になっている。
◆NAMAAN
http://www.namaan.net/
トップページでは注目キーワードをリストアップ。検索結果画面では、はてなブックマークやlivedoorクリップの登録数も同時にチェックできる。
◆kizasi.jp
http://kizasi.jp/
ブログ記事を日夜収集、タイトルや本文に記載された言葉を解析してランキングなどの形で公開している。各キーワードの詳細画面では、言及記事の増減がグラフでも確認できる。
◆Hyobans(ヒョーバンズ)
http://hyobans.technorati.jp/
前述のテクノラティジャパンが運営するもう1つのブログ関連サービスで、PCやAV機器、ゲームなどに関する“評判”を把握する用途に特化。例えば「iPhone 3GS」と検索すれば、同機のアクティベーション手順などが上位に表示されるという構成だ。なお、関連ニュース記事をImpress Watchが提供している。
◆にほんブログ村
http://www.blogmura.com/
全121種類に及ぶというカテゴリー別に、会員ユーザーらのブログ記事を収集・整理するというコミュニティ風のブログポータル。検索機能などは特に会員手続きの必要なく無料で利用できる。
◆BlogPeople
http://www.blogpeople.net/
ブログのトラックバック機能などを利用したポータルサイト。登録ブログをランダムでピックアップして紹介するコーナーなどがある。なお、通常のブログ検索機能も利用できる。
●インストール不要! Webブラウザから利用できるRSSリーダー
RSSリーダー(フィードリーダー)とは、Webサイト更新通知用に使われる文書規格「RSS」を受信するためのツール。RSSはブログのほか、新聞社や企業サイトなどでも数多く採用されており、最新記事を簡単に把握できるという仕組みだ。
RSSリーダー自体は、その形態によっていくつかの種類に分けられるが、最も手軽なのはWebブラウザから利用できるタイプ。Webメールと似た使用感、複数台のPCから利用できるというメリットもある。ほとんどが無料で提供されているので、ぜひ気軽に試してみよう。
◆Google リーダー
http://www.google.co.jp/reader/
独特のインターフェイス、「スター」を使ったお気に入り記事の登録など、大容量Webメールの代名詞「Gmail」と似た感覚で利用できるのが魅力。登録したRSSを他者と共有する機能などもある。
◆livedoor Reader
http://reader.livedoor.com/
ポータルサイト「livedoor」で公開中のRSSリーダーも、その動作応答性が特徴的。5段階評価で各RSSを選別したり、ショートカット操作で次々と記事を閲覧できるなど、数多くのRSSを登録する人にとって便利な機能が揃う。携帯電話からもアクセス可能。
◆goo RSSリーダー
http://reader.goo.ne.jp/
現在は、3種類のRSSリーダーを提供中。その1つとして「ウェブ版」がある。異なる端末からでも手軽に利用できるため、連動している「ケータイ版」と組み合わせることで未読・既読の管理がより快適に行える。
◆エキサイトリーダー
http://reader.excite.co.jp/
画面左側のメニュー表示を通常版・簡易版の2種類から選択できる。会員登録の前に操作感を体験したい場合は、まず簡易版を使ってみよう。おすすめRSSが登録済みになっており、ページスクロールの感覚なども体験できる。
◆はてなRSS
http://reader.excite.co.jp/
PCおよび携帯電話からの閲覧に対応したRSSリーダー。未読記事が多くなってしまった場合に便利という「番組表モード」などを実装する。なお、会員登録不要の機能限定お試し版も公開している。
◆Infoseek RSSリーダー
http://reader.www.infoseek.co.jp/
Infoseekでも無料のRSSリーダー機能を提供中。各RSSの記事別一覧ぺージでは、リンク先概要文の表示・非表示をワンクリックで切り替え可能。タイトルだけを素早く更新したい場合などに便利だ。
◆My Yahoo!
http://my.yahoo.co.jp/
http://my.yahoo.co.jp/st/rss/
ニュースや天気、Yahoo!メールの新着確認などの各種コンテンツや機能を自分好みに組み合わせ、1つのページにまとめられるMy Yahoo!だが、RSSリーダーとしても利用できる。詳しい使い方は特集ページで確認してみよう。
◆ウェブリリーダー
http://webryreader.biglobe.ne.jp/
プロバイダー「BIGLOBE」が提供しているRSSリーダー。共有機能が充実しており、自分と同じRSSを登録しているユーザーなども探せる。なお、BIGLOBEの有料接続サービス契約者でなくても、無料会員登録すれば利用できる。
◆Bloglines
http://www.bloglines.com/login?Lang=japanese
6月25日で終了となった検索エンジン「Ask.jp」系のRSSリーダーだったが、現在も問題なく利用できるようだ。元々は英語版サービスとして知られたが、ヘルプなども含めて主要な部分は日本語化されている。
◆G10 Reader
http://wordg10.com/
無料で使えるRSSリーダー。閲覧した記事から気になる言葉を直接Wikipediaで参照したり、「My辞典」へ登録できるなど一風変わった仕様を備える。
●まだまだあります、こんなRSSリーダー
最後に、ソフトウェアのインストールを伴うタイプのRSSリーダーをご紹介しよう。近年はRSS機能統合済みのWebブラウザやメールソフトが普及し、選択肢も増えた。自分の手に馴染むソフトを見つけておきたいところだ。
【RSSリーダー機能搭載ブラウザ・メールソフト】
◆Internet Explorer 8
http://www.microsoft.com/japan/windows/internet-explorer/default.aspx
3月に正式版として公開された。アクセス履歴を残さずWeb閲覧できる「InPrivate」機能、Webスライスをはじめとしたアドオン機能などが新たに搭載されている。アイコンの色変化によるRSS配信通知など、RSSリーダー機能も備える。
◆Firefox
http://mozilla.jp/firefox/
Mozillaが提供するWebブラウザ。「ライブブックマーク」機能を使うと、RSSで受信した記事見出しをメニューバーから簡単に一覧表示できる。7月1日にバージョン「3.5」の正式版が公開された。
◆Safari 4
http://www.apple.com/jp/safari/
6月に公開されたばかりのアップル製Webブラウザ最新バージョン。Mac版はもちろん、Windows版もある。RSSをブックマークバーに登録しておくと、新着記事件数を一目で確認できる。
◆Opera
http://jp.opera.com/
Opera Softwareが提供するWebブラウザ。2009年にリリース15周年を迎えた。最新バージョンは「9.6」。RSSフィードのプレビュー機能などを備える。
◆Sleipnir
http://www.fenrir.co.jp/sleipnir/
フェンリルが開発するWebブラウザ。高いカスタマイズ性などが特徴という。プラグインを利用したRSSリーダー機能も搭載している。
◆Lunascape
http://www.lunascape.jp/
「Trident」「Gecko」「WebKit」といった3種類のレンダリングエンジンを搭載するWebブラウザ。最新バージョンは「5.1」。RSS情報のティッカー表示やポップアップ表示が可能だ。
◆Windows Live メール
http://windowslive.jp.msn.com/mail_w.htm
長期に渡って放映されている「おじゃる丸」ではアオベエ役を担当。ブログには仕事関係の話題が多数掲載されており、ラジオ出演時に他のパーソナリティーらと一緒に撮影した写真なども。コメント可・トラックバック不可。
◆Thunderbird
http://mozilla.jp/thunderbird/
Webブラウザ「Firefox」でおなじみのMozillaでは、メールソフト「Thunderbird」も公開している。RSSの受信にも対応。通常のメールとほぼ同じ感覚で記事一覧や概要文をチェック可能だ。
◆Mail
http://www.apple.com/jp/macosx/
Mac OS X 10.5以降に標準搭載の「Mail」には、RSSフィードの購読機能が加わった。「Safari」のRSS登録画面から「Mail」でも購読できるように設定できる。
【専用ソフト・その他】
◆goo RSSリーダー アプリ版
http://reader.goo.ne.jp/ap/
ポータルサイト「goo」ではWeb版RSSリーダーに加え、インストールして利用する単体ソフト版も無料で提供中。一般的なメールソフト風3画面構成表示か、小さなウィンドウで新着記事をスクロールさせるティッカー表示を切り替えられる。
◆Headline-Reader
http://www.infomaker.jp/headline/
シェアウェアとして公開されているRSSリーダー。30日間無料試用版が公開されており、期限を越えて使用する場合の価格は1500円(銀行振込時)。なお、機能を制限した無料版「Headline-Reader Lite」と比較してみるのもいいだろう。
◆eクルーザー
http://www.redcruise.com/ecruiser/
電光掲示板感覚で新着記事を表示するティッカー型RSSリーダー。あらかじめ主要なRSSが登録されているため、入門用に便利という。PCに保存している写真を次々と表示する「フォトスライドショー」機能もある。
◆Headline-Deskbar
http://www.infomaker.jp/deskbar/
Windowsのデスクトップやタスクバー、あるいはInternet Explorerのツールバーとして表示できるティッカー型RSSリーダー。記事のスクロール速度、RSSの受信間隔なども細かく調整できる。
◆フレッシュリーダー
http://www.freshreader.com/ver2/ja/
PCやサーバーにインストールし、Webブラウザからアクセスして使うサーバー型のRSSリーダー。個人向けライセンスであれば無料で利用可能。法人ライセンスはユーザー数制限なし・広告表示なしで10万4790円。
(2009/7/3)
[森田 秀一]