リンク集
夏直前! みんなで考える緊急節電&電力不足対策
東日本大震災の発生から約3カ月が経過した。被害を受けた地域では懸命な復旧活動が続いているが、原子力発電所の事故については根本的解決に至らず、東北および関東地方は電力不足の懸念を抱えながら、夏を迎えることとなった。今回は、政府機関や家電メーカーが提唱する一般家庭向けの緊急節電手法を見ていこう。
●政府や大手企業、研究機関による節電アイデア集
まずは行政機関や東京電力、その他大手企業などが公開している節電ヒント集から見ていこう。電気製品の使い方や生活スタイルをどう見直すかといった話題が中心だが、産業界ではサマータイム、在宅勤務、輪番休業などが実施されるため、その効果・影響は極めて複合的になると考えられる。また、普段の省エネは「電力量(Wh)」を24時間365日に渡って抑えることが重要だが、今夏の節電は「電力(W)」をピーク時間帯に減らすことが重要という。これらを意識しながら、無理なくできる対策から始めていこう。
◆節電.go.jp
http://setsuden.go.jp/
http://seikatsu.setsuden.go.jp/
内閣官房および経済産業省が6月1日に開設したポータルサイト。節電のポイントを一般家庭および事業者向けにそれぞれ説明している。「家庭の節電対策メニュー」の筆頭にあげられているのは、やはりエアコン。室温設定を26度から28度へ変更することで10%(約130W)、エアコンから扇風機への完全移行で50%(約600W)の削減が可能という。その他冷蔵庫や照明でも対策を行い、15%の節電を目指そうと呼びかけている。
◆経済産業省 節電 -電力消費をおさえるには-
http://www.meti.go.jp/setsuden/
こちらは経済産業省公式サイト内のいちコンテンツ。行政機関として取り組んでいる節電対策の概要をおもに掲載している。検討会議の内容をまとめた長文記事、一般家庭を対象とした印刷用チェックシートなど各種PDFファイルがダウンロードできる。
◆環境省 みんなで節電アクション!
http://www.env.go.jp/jishin/setsuden_7points/
原発事故による電力不足対策として、家庭もしくはオフィスで行える節電対策を7つずつ紹介する。「こまめなスイッチオフ」「待機電力の削減」が基本だが、エアコンの利用についてもカーテンやすだれを併用したり、室外機の周辺に物を置かないといった対応を呼びかけている。解説動画もYouTubeに掲載中。
◆東京電力 この夏の節電について
http://www.tepco.co.jp/setsuden/home/index-j.html
福島第一原子力発電所を管理・運営する東京電力でも、節電への理解向上のため各種コンテンツを公開している。「電力の使用状況グラフ」はすでに各所でおなじみだが、こちらのページはより教科書的な内容。夏の電力消費ピーク時間帯である平日9~20時に、おもにエアコンでの対策が必要という。
◆Yahoo! JAPAN 節電・停電
http://setsuden.yahoo.co.jp/
ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」による特集ページ。東京電力および東北電力管内の電力消費状況グラフに加え、独自に集計した“電気予報”をベータ版として公開している。毎日4回更新され、例えば「もっとも消費電力が多くなるのは○○時~○○時になるでしょう」などと掲載される。この情報はTwitterでも配信中。「節電の心得」も読んでおくといいだろう。
◆緊急節電 powered by 東大・岩船由美子研究室
http://kinkyusetsuden.jp/
原発事故による電力不足をうけて、東京大学エネルギー工学連携研究センター准教授の岩船由美子氏らが開設したサイト。今夏はあくまでも緊急的な節電が必要であり、普段の省エネとはまた異なる観点での節電、つまり「Wh(ワットアワー)」ではなく「W(ワット)」の管理が重要だと訴えている。寄せられた節電アイデアや質問に対し、返答するコーナーも設けている。
◆山形県 節電県民運動
http://www.pref.yamagata.jp/ou/seikatsukankyo/050009/setuden_onegai/setudenundou.html
夏の到来を前に、山形県が実施した社会実験についての結果レポート。第1回は5月25日17~19時の2時間に渡って行われたが、企業8社・一般家庭8世帯の総計で前年比12%減という結果が出ており、政府目標の15%には届かなかった。県では今後も県民運動として、積極的な節電を図っていくという。
◆電力中央研究所 節電と省エネの効果分析と方法について
http://criepi.denken.or.jp/setsuden/
電力事業関連のさまざまな研究を行う財団法人。3月の原発問題をうけて、これまで発表された各種論文や調査の中から特に節電に関連しそうな内容をこちらのページにまとめている。学術的な内容が大半で、直接の節電ノウハウなどは少ないが、原発事故後の情勢を踏まえて執筆された「ディスカッションペーパー」が豊富で、読み応えがある。
◆東京都環境局 緊急節電・省エネセミナー
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/climate/large_scale/cap_and_trade/meeting/kinkyu_seminar.html
東京都が5月17~18日に開催したセミナー。すでに終了しているが、当日配布されたPowerPoint資料が自由にダウンロードできるようになっている。大手ビル管理会社や企業の担当者らが実施した緊急節電対策の様子が、事細かにまとめられている。家庭の節電には直接繋がらないが、意識を高める上では非常に役立つだろう。
◆省エネルギーセンター
http://www.eccj.or.jp/
http://www.shouene-katei.jp/
より総合的な省エネのために各種事業を展開している財団法人。3月16日付(3月29日改訂)で緊急節電対策に関する文章を発表済み。ピーク時間帯を意識した節電が必要だと説明している。一方で、一般的な省エネアイデアとまとめた特設ページ「快適!省エネライフ」なども公開している。
◆節電 主婦の友
http://www.shufunotomo.co.jp/eco/
5月18日正式オープンの情報サイト。主婦の友社から過去に発行された節電・省エネ関連書の内容や、東日本大震災の被害地域の最新情報などを伝える。エアコンを使わずにすむ夏の暑さ対策として、よしず、すだれ、網戸などの活用法をまとめている。
◆暮らしのAll About
http://allabout.co.jp/r_kurashi/
専任ガイド制でおなじみの情報サイト「All About」の中でも、特に暮らし関連の内容のみをまとめたページ。「モンスター夫のコントロール術」といった記事が並ぶ一方、「今夏を乗り切るエアコン利用術」などの節電関連にも言及されている。
◆中央電力 マンションの節電情報
http://www.denryoku.co.jp/news/quake2011/
マンション管理者向けの電力設備維持・運営代行サービスなどを手がける企業。マンションは1棟あたりの総電力消費量の把握が容易であり、これを分析した結果、通常9~18時に使っている電気を「20時~翌9時にシフトして使う」「極力減らす、または使わない」の2点が特に重要と結論付けている。洗濯機の利用を夜間にしたり、昼食の準備を早朝に済ませてしまうといった具体例も示している。
●家電・PCメーカーが節電対策を発表、暑さ抑制グッズ販売も広まる
続いては、家電メーカーみずからが顧客向けに発表している節電アドバイスを見ていこう。PCのメーカーではさらに一歩踏み込んで、節電用のソフトウェア類を臨時公開する例も非常に多い。また、電気を使わずに涼感を得るための服やグッズ類の販売も本格化しているようだ。
◆ダイキン工業 あなたとエアコンに、できること。
http://www.daikin.co.jp/setsuden/
http://www.daikin.co.jp/kuuki/
空調機器専門メーカーのダイキン工業は、原発問題発生以降、節電に関する発表を非常に多く行っている。エアコンで節電するには、一般に温度設定を28度程度にすることが重要だとされるが、それ以外にもエアコン始動前に窓を開けて熱を逃がしたり、風量設定は「自動」にしたほうがむしろ省エネだといった各論にも言及している。「空気の調査隊」では、さらに実態的な実験レポートも公開中だ。
◆パナソニック 家電製品の上手な節電方法
http://panasonic.co.jp/cs/info/setsuden.html
総合家電メーカーであるパナソニック。こちらのページでは、取り扱い製品全般についての節電アイデアをまとめて掲載している。冷蔵庫のドアパッキンが劣化していなかの確認、洗濯乾燥機を利用する前の十分な脱水、温水洗浄便座のふたをこまめに閉めるなど、ヒントの種類もバリエーション豊か。万一停電が発生した場合の対処法も機器別にリスト化されている。
◆東芝 東日本大震災に関する当社グループの活動と東芝製品の節電方法などの情報
http://www.toshiba.co.jp/information/messages_j.htm
東芝が開設した震災関連特設ページ。企業としての取り組みなどを説明する一方、節電関連の情報も公開済み。冷蔵庫では開閉を少なくするだけでなく、背面や底面に付着したほこりを取り除いたり、周囲に適度な隙間を空けることも節電に繋がるという。
◆三菱電機 電気の上手な使い方
http://www.mitsubishielectric.co.jp/support/info/setsuden.html
三菱電機でも節電関連の特設ページを公開中。例えば炊飯器では、タイマー予約炊飯を活用して保温時間が長くならないようにする工夫も有効という。テレビや照明ではこまめな電源オン/オフが重要だ。
◆シャープ 家電製品の上手な節電・節水のポイント
http://www.sharp.co.jp/support/info_eco.html
液晶テレビ、ブルーレイレコーダー、冷蔵庫、エアコンなどの上手な利用法を開設している。テレビでは無信号オフ、無操作オフ設定などが有効としており、明るさセンサーによる画面調整については具体的な操作手順も示している。
◆日立の家電品 できることから、みんなで節電
http://kadenfan.hitachi.co.jp/about/attention/setsuden.html
日立製作所による一般向け家電製品の情報サイト。製品情報と並んで、節電する上でのポイント、停電発生時の対処法などをまとめたページが公開されている。洗濯はまとめて行って回数を減らす、クリーナー(掃除機)は「強・中・弱」の運転モードを使い分けるといった初歩的な対策から学べる。
◆富士通ゼネラル エアコンの上手な使い方
http://www.fujitsu-general.com/jp/products/aircon/howtouse/
リビング用のエアコン、電気カーペット、脱臭機など販売するメーカー。中でもエアコンについては節電のためのヒントをまとめている。温度設定をわずか1度でも変えること、2週間に1回程度のフィルター掃除が重要であることを改めて指摘している。
◆快転せんぷうき
http://www.senpu-ki.jp/
一般社団法人日本電機工業会によるサイト。エアコンと組み合わせることで一層の冷却効果をもたらす扇風機だが、使っていないという人は意外に多いようだ。こちらのページでは扇風機によって室内の空気を循環させることで、夏冬ともに空調効果がアップすると説明している。点検や手入れの方法についても詳しい。
◆TOTO 水まわりでの上手な節電方法
http://www.toto.co.jp/aftersupport/setuden/
トイレや水回り機器の最大手メーカーとしておなじみ。震災をうけて開設したこちらのページでは、おもに節電の具体例を説明。温水洗浄便座「ウォシュレット」では、夏場は必要に応じて便座暖房をオフにすることが有効という。余分な放熱を防ぐために便ふたを閉めたり、タイマー節電も活用したい。
◆日本マイクロソフト Windows PC 節電策
http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/gg715287
http://support.microsoft.com/kb/2545427/ja,/a>
日本マイクロソフトが原発問題発覚後に実施した実験・調査の内容をもとに、PCの節電法を解説する記事。最新のPCほど省エネが徹底されているのは間違いないが、旧来のPCでも画面の明るさを控えめにしたり、スリープモードへの短時間移行を設定しておくことでかなりの節電が可能という。省エネ設定を簡単に行うための「Windows PC 自動節電プログラム」も配布中だ。
◆パナソニック 電力需要ピーク時の電力消費を抑えるために!レッツノートがおススメです。
http://panasonic.biz/pc/news/powersaving/
国内のPCメーカー各社からは、ノートPCのバッテリーを活用したピークシフト設定ツールが公開されている。パナソニックの「レッツノート」向けツールでは、電力消費ピーク時間帯に自動でバッテリー駆動を開始する設定などが可能。2011年春~夏発売モデル向けのツールが現在公開中で、6月下旬には2010年発売モデル向けバージョンも追加する。
◆富士通 「ピークシフト設定」および「パソコン節電設定」ユーティリティのご案内
http://azby.fmworld.net/support/soft/peakshift/
富士通製ノートPC用のピークシフト設定ツール。2008年春以降に発売されたモデル向けに公開していく予定。初期状態では7月1日から9月30日の間、日中13時から16時まではバッテリー駆動を最優先し、充電も行わないように設定される。
◆NEC 電力需要ピーク時間帯の電力消費を抑制する「ピークシフト設定ツール」のご案内
http://121ware.com/navigate/support/info/20110527/
NEC製ノートPC「LaVie」向けの設定ツールで、6月20日より配布予定。他社製ソフト同様、ピーク時間帯はバッテリー駆動を最優先し、バッテリー充電もスキップすることで消費電力の低下を図る。2008年春以降に発売したモデル向けに公開する予定。
◆ユニクロ クールビズスタイル
http://store.uniqlo.com/jp/store/feature/biz-casual/men/
衣服販売店チェーン「ユニクロ」が手がけている男性向け製品群。汗を吸収して乾燥させるドライ加工、抗菌防臭処理などの機能性をアピールしている。下着や靴下類も展開している。
◆アオキ クールビズ
http://www.aoki-style.com/campaign/coolbiz/
紳士服チェーン「アオキ」でもクールビズ関連製品を展開中。「どうしてもネクタイと背広だけは手放せない」という層に向けて、赤外線反射や水洗い対応などの機能を盛り込んだ高機能スーツを販売している。
◆東急ハンズ 節電しながら夏の暑さ対策
http://www.tokyu-hands.co.jp/season/05/
あらゆるジャンルの生活サポートグッズを販売することでおなじみの東急ハンズ。こちらの特集ページでは、就寝時に体熱を吸収してくれるジェルパッド、首に貼っても目立たない冷却シート、窓ガラス用断熱アルミシートなどが紹介されている。
◆無印良品ネットストア この夏のコツ100
http://www.muji.net/store/campaign/detail/C11051001
衣料品・生活雑貨店チェーン「無印良品」の特集ページ。ハンカチ、通気性に優れたそば殻の枕、扇風機など幅広いジャンルの商品を揃える。
◆セシール 夏の暑さ対策グッズ大集合
http://www.cecile.co.jp/sc/cool/
http://www.cecile.co.jp/sc/setsuden/
カタログ通販大手。こちらは寝具についての特集ページで、熱を吸収してくれるジェルパッド、吸汗性素材のシーツや枕などが数多く並んでいる。ずばり節電がテーマの特集ページも別途公開中だ。
◆小林製薬 今夏の節電に伴う暑さ対策グッズ特集
http://www.kobayashi.co.jp/special/0004/
おでこに貼って涼感を得る「熱さまシート」の発売元。衣類にスプレーして冷感を持続させる「シャツクール」、頭の前後を同時に冷やせる「熱さまひんやりヘアバンド」など多彩なラインナップが魅力。
◆白元 アイスノン
http://www.hakugen.co.jp/products/item.php?bid=28
「アイスノン」は氷を使わずに冷却効果を得られる枕。派生商品も数多く、よりソフトな感触の「アイスノンソフト」「アイスノンピロー」のほか、首に巻けるベルト状のタイプや頭部貼り付け用シートなどもある。
●将来の低消費電力社会に向けて
原発数機分の電力が、1~2年で再び回復するとは考えづらい。消費電力を低下させる、あるいは別の発電手段を準備する必要性が長期的に高まることは間違いないだろう。「節電」という本稿の趣旨からは少々脱線するが、近い将来の普及が期待されるLED照明や太陽光発電についての情報源を見ておこう。
◆東芝ライテック 東芝LED照明
http://www.tlt.co.jp/tlt/new/index/led.htm
http://www.tlt.co.jp/tlt/tleds/tleds.htm
東芝ライテックでは「E-CORE(イー・コア)」の名称でLED照明製品群を展開している。既設のソケットがそのまま使える電球型LEDのほか、環状蛍光灯の代替になりうる天井設置型シーリングライトなどをラインナップする。
◆パナソニック LED
http://panasonic.jp/everleds/
「EVERLEDS(エバーレッズ)」シリーズのLED電球およびLEDシーリングライトを展開する。通常タイプの電球に加え、配光角がより広い全方向タイプの製品を販売中。製品によって明るさも大幅に異なるので、詳しくはラインナップ一覧をチェックしてみよう。
◆シャープ LED電球
http://www.sharp.co.jp/led_lighting/consumer/
シャープ製LED電球の名称は「ELM(エルム)」シリーズ。現在は一般電球タイプ、ボール電球タイプなど全17機種が販売されている。公式サイトには読み物が豊富で、省エネ度やどんな器具にとりつけられるかといった情報を掲載中だ。
◆京セラ 太陽光発電
http://www.kyocera.co.jp/solar/
一般市民でも手が届きそうな次世代発電手段といえば、やはり太陽光が真っ先に思い浮かぶ事だろう。京セラの製品情報サイトでは、太陽光発電パネルの価格帯や工事費、停電時に使えるかどうか、補助金の有無、メンテナンスの頻度、使用可能期間などさまざまな疑問に答えている。
◆シャープ 住宅用太陽光発電システム
http://www.sharp.co.jp/sunvista/
太陽光発電システム「サンビスタ」の製品情報ページ。発電の原理と仕組み、設置までの流れなどが確認できる。「発電量シミュレーション」では、地域と現在の電気料金を入力すると、システム導入によってどれくらいの節約できるか具体的な金額を提示してくれる。
◆太陽光発電協会
http://www.jpea.gr.jp/
太陽光発電システムのメーカーらが参画している社団法人。各種の調査・研究を実施するとともに、システムを実際に設置しようという一般消費者向けの情報発信も行っている。
◆関西電力 太陽光発電の余剰電力買取制度について
http://www.kepco.co.jp/ryoukin/solar/
http://www.enecho.meti.go.jp/kaitori/
太陽光発電システムは設置時に政府や地元自治体から補助金が出るケースが多いが、実際に太陽光で発電した際の余剰電力を、地域電力会社に買い取ってもらう制度も別途確立されている。関西電力のサイトではその手続きの具体例などがチェックできる。
◆ヤマダ電機 家庭用リチウム蓄電池の販売開始に関するお知らせ(PDF形式)
http://www.yamada-denki.jp/information/pdf/110414.pdf
一般に、ごく小容量の電池などを除くと、電気は貯めておくことができないとされてきた。しかし近年は、家庭用の大容量蓄電池が実用化されつつあり、国内大手電機メーカーからも今後発売される見込みという。大手小売店のヤマダ電機では一足早く4月15日から販売を開始した。製品ラインナップの1つ「EP-1000」は、容量1000Whで約87万円。
◆東京ガス 燃料電池アカデミー
http://www.tokyo-gas.co.jp/pefc/
東京ガスでは「エネファーム」の名称で都市ガス活用型燃料電池システムの普及活動を進めている。こちらの特集ページでは、燃料電池の動作原理、そのメリットとデメリット、電気として直接貯めておくことができないのになぜ電池と呼ばれるかなど、各種の解説を掲載中だ。
◆電源開発 風力発電
http://www.jpower.co.jp/wind/
エコな発電手段として、近年その姿を見ることが多くなっている風力発電。一定の敷地内に風車を集中させ、不確定要因の均質化を図る「ウインドファーム式」が普及したことにより、風まかせの発電というデメリットも打破されつつあるという。国内の主要風力発電所マップも公開中。
◆環境エネルギー政策研究所
http://www.isep.or.jp/
再生可能エネルギーに関する研究や政策提言を行うNPO。所長の飯田哲也氏はメディア出演の機会も多い。原発問題やその後のエネルギー政策についての情報発信を定期的に行っており、変わったところでは週刊誌報道への反論文なども公開している。
(2011/6/10)
[森田 秀一]