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Fireシリーズはどうなる? AmazonがAndroidを搭載した新型タブレットを準備中との報道

 AmazonがAndroidを搭載した新型タブレットを準備中であると、ロイター通信が報じている。

 Amazonが現在販売しているタブレット「Fire」シリーズは、Androidをベースにカスタマイズした「FireOS」という独自OSを採用しており、Google Playストアには対応していない。今回ロイター通信が報じたのは、FireOSではなく、Androidそのものを採用したハイエンドタブレットをAmazonが準備中であるというもの。これは高性能なタブレットを求めるユーザーに対してFireの販売が伸び悩んでいることによるもので、Androidならではの互換性を確保できる一方、価格は現行のハイエンドモデル「Fire Max 11」(230ドル)のほぼ2倍にあたる400ドル近くになるという。また、これと並行して一部のFire TVデバイスに搭載されているLinuxベースのOS「Vega」を搭載した低価格タブレットを発売する計画もあるとされており、仮にこの報道どおりだとすれば現行のラインアップは大きく見直される公算が大きい。ロイター通信の取材に応じた関係者は「財務上の懸念などから延期または中止される可能性がある」と述べているとのことで、確定というわけではなさそうだが、ユーザーにとっては気になる報道だ。