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撮っただけではもったいない! スマホ時代の写真活用術
(2013/1/11 06:00)
フィーチャーフォンからスマートフォンに買い替えて、写真を撮る機会が増えた───。そんな感慨をお持ちの方が多いのではないだろうか。大画面化で写真をより味わいやすくなったことに加え、SNSへ手軽にアップロードし、仲間うちで共有しやすくなった点などが理由として考えられる。
観光地の記念撮影、日常の食事風景などなど、せっかく撮った写真をスマホの中で眠らせておくのはもったいない。自分限定の備忘録や日記、あるいは仲間限定の共有型フォトアルバムなど、もっともっと活用してみよう。
SNSと強力連携! スマホで使える写真アプリ&サービス
ケータイのカメラ機能と、SNSの隆盛は決して無関係なものではない。SNSへの何気ない投稿にも、たった1つの写真が付くだけで真実味が驚くほど増す。大画面化が著しいスマートフォン時代にあって、写真の重要度はさらに高まっていくはずだ。まずは、スマホやSNSとの連携が魅力の写真関連サービスを見ていこう。
http://instagram.com/
iOSおよびAndroid向けの写真加工アプリ(日本語対応)。写真をアーティスティックに加工できるフィルターが充実している。独自のソーシャル機能を備えているが、TwitterやFacebookへの投稿もできる。PCから利用できる機能はごく最小限で、ほぼすべての操作をスマートフォン上で行う。
Twitterヘルプセンター ツイートに写真を追加する方法
https://support.twitter.com/articles/20169198-
スマートフォンで撮影した写真を、ネットで気軽に共有するというスタイルの確立に、Twitterが大きく寄与したことは間違いない。現在は写真投稿機能がTwitterそのものに組み込まれており、投稿枚数制限も事実上ない。また、URLを介することで外部のフォトストレージとも連携できる。
Facebook ヘルプセンター 写真
https://www.facebook.com/help/photos
Twitter同様、Facebookも写真機能が充実している。近況の投稿時に写真を添付できるほか、専用のアルバムを作成し、複数枚の写真を次々と見ることも可能。1つのアルバムには写真を1000枚まで保存できるため、通常の使い方であれば保存容量を気にする必要はないだろう。
mixi フォト
http://photo.mixi.jp/
mixiでは「日記」や「つぶやき」への写真添付のほか、容量無制限の専用アルバムサービスにあたる「mixi フォト」などが利用可能。なお、スマートフォンアプリ版mixiからの写真投稿もできる。
Google+
https://plus.google.com/
Gmail用アカウントがそのまま利用できるSNS。PC向け写真管理サービス「Picasa」を発展的に統合したことで、写真機能が充実。専用アプリを利用すれば、スマートフォンで撮影した写真を自動でGoogle+にアップロードし、後から一般公開するか選択できる。
Snapseed
http://www.snapseed.com/ja/
Instagram風の写真加工アプリ。運営企業が買収されたことで、現在はGoogle傘下のサービスとなっている。独自のソーシャル機能こそないが、Google+、Twitter、Facebook、メールなどを使ったシェアが簡単に行える。
ミイル
http://miil.me/
料理の写真を共有することに特化したスマートフォン向けアプリ。独自のソーシャル機能があり、コメントや「食べたい」マークを付けてコミュニケーションできる。また、アプリからシームレスにTwitterやFacebookへ投稿することも可能。
Evernote Food
http://evernote.com/intl/jp/food/
複数端末間のドキュメント同期サービスというイメージの強いEvernoteだが、スマートフォン向けに派生アプリを多数公開している。「Food」もその1つで、料理の写真を撮影・アップロードしておける。そのまま非公開の食事メモとしても利用できるし、SNSへ投稿することも可能。
LINE camera
http://camera.line.naver.jp/ja
何かと話題の通話・メッセージングアプリ「LINE」だが、ゲームをはじめとした派生サービスがまさに急拡大中。この「LINE camera」は単独で使える写真加工アプリで、TwitterやFacebookはもちろん、本家LINEへの投稿も可能だ。
iCloud フォトストリーム
http://www.apple.com/jp/icloud/features/photo-stream.html
アップル製品利用者向けクラウドとしておなじみの「iCloud」。段階的にサービスを拡大しており、現在は、複数のユーザー間で「共有フォトストリーム」を通じた写真共有が可能になっている。iPhone、iPad、iPod touchなどで利用でき、一度設定しておけば自動的に写真がプッシュ配信されるのが魅力。
NAVER Photo Album
http://photoalbum.naver.jp/intro
スマートフォンで撮影した写真を整理するための専用アプリおよびウェブサービス。単純なバックアップ目的で使えるが、フレンド限定でアルバムを公開するといったソーシャル機能もある。
漫画カメラ
http://tokyo.supersoftware.co.jp/mangacamera/
TwitterやFacebookが写真の投稿先として大きな役割を果たしているのは、すでに周知の事実。これを追従するかたちで、言わば“ネタ写真”を作成するためのスマートフォンアプリが数多く登場している。こちらの「漫画カメラ」は、人物の写真を大胆に加工。擬音や背景画像などを付け加え、いかにも漫画っぽい画像を生成してくれる。
DECOPIC
http://welovepic.com/decopic/
撮影した写真にハートや星のマークを付けるといった、さまざまなデコレーションが楽しめるアプリ。iOS版、Android版がそれぞれリリースされている。各種SNSへの投稿も可能。なお、運営元企業の買収により、現在はヤフー系のサービスとなっている。
cameran
http://cameran.in/
人気写真家・蜷川実花氏の作風を再現できるという写真撮影用アプリ。加工用フィルター23種のほか、撮り下ろし壁紙21枚を収録している。なお、アプリ配布元のリクルートホールディングス。同社では、写真管理アプリ「Ambrotype」も公開中だ。
ついっぷるフォト
http://p.twipple.jp/
NECビッグローブが運営しているTwitter連携型フォトアルバムサービス。同じく公開中のTwitterクライアントから、画像アップロードなどが行える。
Twitpic
http://twitpic.com/
Twitter連携型フォトアルバムサービスの中でも特に著名なものの1つ。残念ながら日本語対応ではないが、専用のスマートフォンアプリをリリースするなど、独自の発展を遂げている。
http://pinterest.com/
米国で人気という写真共有SNS。PC版ウェブサイトのデザインも、まさに写真が主役。ページをスクロールしていくだけで次々と写真が読み込まれていく。サービスはおもに英語で提供されているが、2012年5月には楽天が出資を行っており、日本展開が期待される。
まだまだあります! PC・スマホ両対応の写真関連サービス
スマートフォンとSNSは、写真をより身近なものにした。しかし、従来からあるPC向けのオンラインアルバムやストレージも負けてはいない。スマホで写真をアップロードし、PCで後からじっくり整理したり、細かく公開範囲を決めるといった用途にはピッタリと言える。上手な使い分けを考えてみよう。
Dropbox
https://www.dropbox.com/
専用アプリをPCにインストールし、複数端末間でファイルを同期できるサービスとしておなじみ。最新のスマートフォンアプリでは、撮影した写真を半自動で一括アップロードするための機能が追加された。Dropboxに一度保存した写真は、PCからTwitterやFacebookへ投稿可能。
Skydrive
https://skydrive.live.com/
Windows 8とも強力に連携したオンラインストレージ。スマートフォンアプリを利用することで、写真のアップロードができる。PC向けウェブ版からはフォルダーやファイル単位で画像共有範囲を指定したり、SNSへの投稿ができる。
Yahoo!ボックス
http://box.yahoo.co.jp/promo/
Yahoo!オークションなどで必要な「Yahoo! JAPAN ID」があれば、すぐに利用できるオンラインストレージ。PCからも、スマートフォンアプリからも各種ファイルをアップロードできる。写真のスライドショー表示にも対応する。
フォト蔵
http://photozou.jp/
写真中心のコミュニティサイトだが、特定の友達だけに写真を公開するといった用途もサポートする。スマートフォンアプリからは写真のアップロードが可能。また、Twitter、Facebook、mixiとの連携サービスもある。
Amazon Cloud Drive
https://www.amazon.co.jp/clouddrive
ネット通販最大手であるAmazon.co.jpのオンラインストレージサービス。同社の会員アカウントを持っていれば、あとは利用規約に同意するだけで利用を開始できる。Android向けに「Amazon Cloud Drive Photos」アプリが提供されており、スマートフォンからの画像アップロードや共有が可能。
ib on the net
http://www.ibonthenet.com/ns/
カメラメーカー・オリンパスのサービスだが、同社製カメラを持っていないユーザーでも利用可能。「写真専門クラウド」を標榜しており、アップロードから一定期間が経過した写真を縮小リサイズすることで、実質的に容量無制限としている。スマートフォンアプリやFacebook連携機能なども備える。
Nikon my Picturetown
http://mypicturetown.com/
ニコンが運営するオンラインアルバムサービス。写真はPCから専用アップローダーなどで登録できる。iPhoneおよびAndroid用アプリもあり、写真をじっくり閲覧しながら、TwitterやFacebookへ投稿するといったことが可能。
CANON iMAGE GATEWAY オンラインアルバム
http://www.imagegateway.net/demo/photoalbum.html
キヤノン製カメラ購入者のみ利用可能なオンラインアルバム。画像のアップロードはおもにPCから行う。スマートフォンやタブレットからは専用ウェブサイトでログインして利用する。登録した画像は、メールやソーシャルメディア経由で公開できる。
PlayMemories
http://www.sony.jp/camera/playmemories/
ソニー製デジカメやビデオカメラ購入者向けサービス。撮影した写真や動画をPC経由でクラウドにアップロードしたり、無線LANでスマートフォンに転送することが可能。ネットに一度保存した素材は、ソニー製テレビで閲覧したり、他のユーザーと共有できる。
NTTドコモ フォトコレクション
http://www.nttdocomo.co.jp/service/entertainment/photo_collection/
NTTドコモ製スマートフォン利用者向けのサービス。写真をクラウドへアップロードしておくことで、その他のタブレットやPCから閲覧できる。顔認識で写真を自動選別してくれる機能もある。
30days Album
http://30d.jp/
30日間限定・パスワード付きで写真を共有できる「オンラインアルバム」と、無期限保存・外部サイト連携ができる「フォトストレージ」の2種類のサービスを提供する。スマートフォンアプリからはアルバム作成などが可能。
楽天写真館
http://shashinkan.rakuten.co.jp/
写真印刷のオンライン注文サービスだが、容量5GBの無料オンラインアルバム機能も提供中。専用のiPhoneアプリからは、写真のデコレーション、クラウドへのアップロード、Twitter投稿などが行える。
Nドライブ
http://ndrive.naver.jp/
前述の「NAVER Photo Album」とは異なり、PC単体でもフルに利用できるストレージサービス。専用アプリが充実しており、Windows版、iPhone版、Android版などがある。スマートフォンに保存した画像の一括アップロードにも対応する。画像(ファイル)の共有設定は、PCからフォルダー単位で可能。
クオンプ
http://www.quanp.com/
リコー運営のオンラインストレージ。PC向けウェブ版のほか、iPhoneやAndroidで使えるアプリなどが提供されている。クオンプのIDを持っていない相手に対しても、パスワード付きでファイル共有ができる。
SugarSync
http://www.sugarsync.jp/
米国発のオンラインストレージながら、日本語環境が充実。複数端末間のファイル同期を主眼としたサービスだが、スマートフォンアプリからファイルを閲覧したり、ブラウザーだけで主要操作を行える。フォルダー単位でのファイル共有も可能。
Snapfish
http://www.snapfish.jp/
PCやプリンターのメーカーとしておなじみのHPが運営するオンラインアルバム。年に1回、写真印刷などの有料サービスを利用すれば、データが保存され続ける。なお、容量制限はない。スマートフォンアプリも提供中。
はてなフォトライフ
http://f.hatena.ne.jp/
総容量無制限・毎月30MBまで無料アップロード可能なオンラインアルバム。フォルダー単位での画像共有機能もある。Androidアプリが提供されており、画像の自動アップロードなどをサポートする。
Flickr
http://www.flickr.com/
米Yahoo!が提供する英語版サービスだが、日本でも高い知名度を誇る。無料アカウントでは毎月300MBまで画像をアップロード可能。iPhoneアプリも公開中。