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本人のTwitterアカウントであることを示す「認証済みバッジ」、欲しい人からのリクエスト受付開始

Twitterの「認証済みバッジ」

 米Twitterは19日、「認証済みバッジ」の発行リクエストの受付を開始すると発表した。このバッジは、そのTwitterアカウントが本人のものであることを同社が認証したアカウントに表示される青色のマーク。音楽や演劇、ファッション、政府、政治、宗教、ジャーナリズム、メディア、スポーツ、ビジネスなどの分野で広い影響のある著名人を対象に発行されている。これまでは、該当するアカウントだとTwitterが判断したアカウントに対して同社側から連絡をして認証作業を進めていたが、バッジが付いた方がいいアカウントであっても、何らかの事情でTwitterから連絡をとれないアカウントも存在しているという。そこで今回、自分のアカウントを認証したもらいたいユーザー側からの発行リクエストをTwitterに対して送信できるフォームを用意した。国を問わず、多くの人が興味を持つであろうツイートを行っているクリエイターや著名人のアカウントを想定しているとしており、今週中に各国で提供開始予定。

 リクエストの対象となるアカウントは、認証済みの電話番号、確認済みのメールアドレス、自己紹介、プロフィール画像、誕生日(社名、ブランド、組織以外のアカウントの場合)、ホームページ(ウェブサイト)が設定されていること、ツイートのプライバシー設定でツイートが公開になっていることが条件。また、個人アカウントの場合は名前に実名または芸名が使われていること、企業アカウントの場合は名前に企業の実名が使われていること、プロフィール画像やヘッダー画像に本人または企業のブランドが使われていること、企業アカウントの場合は企業のメールアドレスが登録されていることが条件となっている。このほか、認証が必要な理由を説明する必要がある。また、本人確認のために、パスポートや運転免許証などの身分証明書をスキャンしてアップロードすることが求められる場合があるという。

 認証済みバッジは、2009年に提供開始。現在、約18万7000アカウントが認証されている。