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アスキー、ウェブ/デジタルを一生の仕事にする人向けメディア「WPJ」開設、月額972円
2016年7月20日 14:53
株式会社KADOKAWAのアスキー・メディアワークスは20日、ウェブ/UIデザイナーやフロントエンドエンジニア、デジタルマーケターなど、ウェブ/デジタル業界で働くプロフェッショナル向けに、テクノロジーの最新情報や知識・学習コンテンツを提供するウェブメディア「WPJ」を開設した。全コンテンツを利用できる「プレミアムメンバー」は月額972円(税込)。
取り扱う領域は、フロントエンド開発(HTML5/CSS、JavaScript)、バックエンド開発(PHP、WordPress、AWS)、モバイルアプリ開発(Swift、Java)、デザイン(Sketch、Photoshop、UI設計)、マーケティング(コンテンツマーケティング、Googleアナリティクス)などで、順次拡大予定。
最新情報を掲載する「UPDATE」コーナーでは、オーストラリアに本拠のあるテクノロジーメディア「SitePoint」の日本語翻訳記事を毎日更新するほか、WPJ独自の国内インタビュー記事など、毎月50本以上の記事を提供する。
知識・学習コンテンツを掲載する「LESSON」コーナーでは、アスキー・メディアワークスが刊行する書籍「Web Professional Books」シリーズから、「Web制作の現場で使うjQueryデザイン入門」「レスポンシブ Eメールデザイン」などのタイトルを再編集して掲載。また、プログラミング言語やフレームワーク、ツールなどの体系的な習得に役立つオリジナル入門コンテンツを毎月追加していく。
有料のプレミアムメンバーのほか、UPDATEコーナーの記事を毎月10本まで閲覧できる「ゲスト」、20本まで閲覧できる「フリーメンバー」という無料の会員種別も用意している。
なお、プレミアムメンバー向けには、ウェブコンテンツに加え、都内においてWPJの執筆陣によるハンズオンセミナーを参加費無料で開催する。
アスキー・メディアワークスではWPJについて、「ウェブとデジタルを一生の仕事にするための武器を身に付ける、デザイナー、エンジニア、マーケターの“掛け算”のスキルアップを応援するパスファインディングメディア」というコンセプトを掲げている。
同社によれば、デザイナー、エンジニア、マーケターといった既存の職域を拡張し、マルチスキルを持つ多能型・越境型人材として、昨今、「テクニカルクリエイター」「フルスタックエンジニア」「マーケティングテクノロジスト」といった職種がウェブ/デジタル業界で注目されているというが、こうした職種は従来よりも広範な知識とスキルが必要なために情報収集に手間がかかり、スキル習得に時間がかかっていたという。
そこで、デザイナーやエンジニア、マーケターが今持っているスキルをベースに、他のスキルを“掛け算”で組み合わせていくことで、新たなキャリアのパスを発見してほしいという思いを込めたのが、WPJのコンセプトだとしている。