Googleの人工知能による文字認識エンジンを採用、Android/iOS向けOCRアプリ「文字スキャン」

　株式会社インフォディオは、Googleの人工知能を用いた高精度な文字認識が可能なOCRアプリ「文字スキャン」をAndroid/iOS向けに提供開始した。

　文字スキャンは、紙資料をカメラで撮影するだけで、撮影した文字をテキストに変換できるOCRアプリ。文字認識にはGoogleの「Google Cloud Vision API」を採用し、人工知能による高精度な文字認識が可能とのこと。

　画像は撮影したものだけでなく、端末に保存された画像を指定して文字認識を行うこともできる。文字は縦書き・横書き問わず認識されるほか、段組みごとに自動で分割して文字を認識できる。また、アプリ上でボックスを設定して文字認識を行う範囲を指定することも可能。画像の台形補正やトリミング処理も自動で行われるという。

　アプリのインストールは無料で行えるが、インストール後に利用規約を確認すると10ポイントが付与され、スキャン結果のテキストを保存するたびに1ポイントを利用する仕組み。ポイントは60ポイント120円、200ポイント360円、500ポイント720円でアプリ内購入できるほか、ユーザー2人を招待することで30ポイントを付与するキャンペーンが実施されている。

　なお、文字認識自体は何度試してもポイントは消費されない。アプリ内では変換後のテキストを編集することも可能。