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GMOペパボ、レンタルサーバー「heteml」のサーバーを増強、「モジュール版PHP」の提供も開始

 GMOペパボ株式会社は1日、レンタルサーバー「heteml(ヘテムル)」のサーバー構成を刷新し、プログラム動作の高速化を実現する「モジュール版PHP」の提供を開始した。

 今回行ったサーバーハードウェアの増強では、CPUを12コア(24スレッド)から20コア(40スレッド)へ変更。クロック数の向上とあわせ、処理容量が約2倍になったことで、ウェブサイトの表示速度が向上したという。また、メモリは従来の16/32GBから128GBへ、ストレージは256GBのSSDへと変更している。

 あわせて提供を開始した「モジュール版PHP」では、権限分離アーキテクチャを独自開発。共用サーバーにおいて、Apache権限でPHPが動作するため、個々のユーザー領域の設定ができなかったセキュリティ面での問題を解消したという。これにより、PHPで実行するWordPressをはじめとしたプログラムで、従来のCGI版PHPに比べて大幅な速度改善が見込めるとのこと。

 hetemlは、2005年にサービス提供を開始したレンタルサーバー。10月17日より電話サポートを新たに提供していた。

 今回のサーバー増強に伴い、新規契約者を対象として、初期費用3950円と11月分の利用料金を無料にするキャンペーンを7日までの期間限定で実施する。