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小学生向けにプログラミング学習ツールの体験会、11月12日に早稲田大学で開催

「Minecraft: Education Edition」国内イベント初公開

 早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所と株式会社フジテレビKIDSは、小学生向けのプログラミング学習ツール体験会「G7プログラミングラーニングサミット 2016」を11月12日に開催する。会場は早稲田大学西早稲田キャンパス(東京都新宿区)。

 日本、米国、カナダ、英国、アイルランド、イスラエルなど世界各国のプログラミング学習ツールに触れることができる展示・体験ブースを設置。「Night Zookeeper」「ALGO-LOGIC」「Kodu」のほか、国内イベント初公開になるという「Minecraft: Education Edition」も展示する。入場は無料だが、事前登録制。

 また、「LightBot」「Viscuit」「CodeMonkey」「SCRATCH」「OSMO Coding」「Robot Turtles」を使用したプログラミング学習を体験できるワークショップも実施。予約制で、受講料は各2000円(税込)。事前登録を受付中だ。

 さらにスペシャル企画として、「Minecraft建築ワークショップ」を実施。スウェーデン大使館主催の「つくろうみんなの未来都市コンペティション in Minecraft」に応募するMinecraftの建築作品を制作するもので、ファイナリスト100名は都内にあるスウェーデン大使公邸でのスペシャルディナーに招待されるという。こちらは中学生も対象となっており、予約制だが無料で受講可能だ。

 主催者によれば、現時点で子供の参加登録が少ないため、このままでは事業者向けの展示会になってしまう恐れもあるという。「世界の小学生が現在、勉強に使っているプログラミング学習ツールを体験して、友達に差をつけよう!」と、小学生に参加を呼び掛けている。前述のように展示・体験ブース、ワークショップともに事前登録制だが、当日の飛び入り参加も可能だとしており、ワークショップについても定員に達していないものは先着順で参加を受け付ける。

 なお、G7の「G」は「Game-based Learning(GBL)」を示しており、ゲームを基盤とした学習環境が「21世紀型スキル」の習得方法として有力になるとしている。