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Google、Microsoft設立のオープンソース管理団体「.NET Foundation」に中心メンバーとして参加

 米Microsoftは16日、ニューヨークで開催のイベント「Connect(); // 2016」において、.NET Foundationに米Googleがメンバーとして加わったと発表した。

 Googleは、Microsoft、Red Hat、Samsung Elecronics、Unity、JetBrainsがメンバーの.NET Foundationの中心的な位置を占め、将来の方向性にかかわる「Technical Steering Group」に加わる。

 .NET Foundationは、Microsoftが2014年に設立した.NETのオープンソースリソースの管理団体。Microsoftでは、.NET CoreやVisual Basic、C#コンパイラなどをオープンソースとして提供している。

 .NET Foundationによれば、Googleは、C#のためのECMA標準化プロセスやGoogle Cloud Platform(GCP)での.NETのサポートなど、過去2年で.NETコミュニティへ多くの貢献を行っているという。このほか、Googleはブログで、GCPにおけるWindowsやVisual Studio、PowerShellのサポート、クラウドサービスにおける200以上の.NETライブラリ提供にも触れている。

 また、6月にTechnical Steering Groupへ参加していたSamsung Elecronicsが開発するLinuxベースのOSである「Tizen」において、.NETやVisial Studioツール、Xamarin.Formsがサポートされることもあわせて明らかにされている。