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「駅すぱあと」のスマホサイトに「酔っ払いモード」追加、酔っ払っていても簡単に終電検索

酔っ払いのイラスト(ヴァル研究所の報道発表資料より)

 株式会社ヴァル研究所は29日、乗り換え案内サービス「駅すぱあと」のスマートフォン専用サイトにおいて「酔っ払いモード」を提供開始した。忘年会帰りのサラリーマンや飲み会帰りの大学生など、飲み会で楽しく酔っ払った人のための新機能として開発したもので、酔っ払っていても簡単に終電を検索できるとしている。

 駅すぱあとのスマートフォン専用サイトは月額サービスとなっており、酔っ払いモードを利用するには月額216円(税込)の「プレミアムコース」への登録が必要。なお、auスマートパス会員は、駅すぱあとおよび酔っ払いモードを無料で利用できる。

 酔っ払いモードでは、現在地から自宅への運賃が一番安い経路の終電時間をワンタップで確認できるほか、終電時間までの時間をカウントダウン表示する機能も備える。初回利用時には、トップページから[モード]をタップして[酔っ払いモード]を選択した後、自宅の最寄り駅(最大3駅)を入力・設定する必要がある。次回以降は[モード]をタップするだけで、端末のGPS位置情報に基づき、終電時間などが表示される。

モード選択画面
最寄り駅設定画面
終電表示画面

 ヴァル研究所では、気持ちよく酔っ払っていると駅名を入力する際にうまく操作できない、小さい字が一切頭に入ってこない、また、飲み会中に会話が盛り上がっている際に終電を手早く検索する必要がある――などの課題があったと指摘。これを解決する新機能が酔っ払いモードだとしている。今後、終電の30分前など指定した時間に通知するなど、機能を拡張していく予定。