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「Android Pay」国内提供開始、現時点では「楽天Edy」のみ対応

 Googleは13日、Androidスマートフォン向けのデジタルウォレットサービス「Android Pay」の国内提供を開始した。対応OSはAndroid 4.4以上で、おサイフケータイ搭載機種でのみ利用が可能。

 対応する電子マネーは、現時点では「楽天Edy」のみ。ファミリーマート、ローソン、マクドナルド、ヨドバシカメラ、ビックカメラなど、47万以上の店舗に設置されたFelicaリーダーにスマートフォンをかざすと、Android Payでの支払いが行える。

 電子マネーへのチャージは、VISA/Mastercard/American Expressの各クレジットカードやデビットカードをアプリに登録することで、スマートフォン単体で行える。

 Android Payアプリには、電子マネーに加え、各店舗のギフトカードやポイントプログラムを追加することも可能となっている。

 Googleでは、フェリカネットワークスとの連携により、2017年には対応する電子マネーの種類が増加する予定としている。また、三菱東京UFJ銀行、VISA、Mastercardなどとの協力により、お気に入りのアプリからのAndroid Payチェックアウトなどの各種サービス展開を予定しているという。

 なお、Android Payのサービス提供開始を記念し、Android Payアプリで楽天Edyの初期設定(アクティベート)を行ったユーザーを対象に400円分の電子マネーをプレゼントするキャンペーンを2017年1月31日9時59分まで実施している。