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アイ・オー、180度パノラマ撮影対応のネットワークカメラ発売

「TS-WRFE」

 株式会社アイ・オー・データ機器は、パノラマビュー対応のネットワークカメラ「TS-WRFE」を2月下旬に発売すると発表した。価格は1万9900円(税別)。

 水平約180度の範囲を映す魚眼レンズを搭載しており、従来製品「TS-WRLC」2台分の視野角をカバーするという。部屋全体を見渡せることが可能なほか、スマートフォンアプリやPCのブラウザーで離れた場所から映像を確認できるため、高齢者や子ども、ペットなどの見守りに最適としている。

 ネットワークはIEEE 802.11n/g/bの無線LANと100BASE-TX/10BASE-Tの有線LANに対応。無線LANルーターとの接続はWPS認証やAndroid/iOS専用アプリ「QwatchView」を使用することで簡単に行えるとしている。

 スマートフォンアプリは最大24台分の同時モニタリングが可能。PCのブラウザーでは、映像を拡大し、左右・上下に動かして細かく確認できる「デジタルパン・チルトモード」を搭載。あらかじめ登録した範囲にあわせて自動的に撮影する「パトロールモード」も利用できる。また、最大3カ所まで設定した範囲内の動作を検知する「動作検知機能」を搭載。照明の点灯や人間の動作、物の配置の変化などの動きを検知した際に、画像をサーバーに記録したり、メールで通知することができる。

 本体の大きさは、41.0×31.4×95.0mm(幅×奥行×高さ)、重さは約75g。マイクを搭載しており、音声付きで映像を記録できる。録画したデータはmicroSDに保存可能。

 スタンドのほか、「垂直型」「斜め型(角度は約15度)」の壁掛け用プレートが付属する。