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Makeblock製プログラミング教育ロボットキット「mBot」の小中学生向けモデル、サンワサプライが発売
2017年2月28日 12:25
サンワサプライ株式会社は、Makeblockが開発したプログラミング教育ロボットキット「mBot Ranger 800-MBSET002」と「Ultimate 2.0 800-MBSET003」を直販サイト「サンワダイレクト」で発売した。価格(税別)は800-MBSET002が3万370円、800-MBSET003が5万1667円。
mBot Rangerは、3形態のロボットを組み立てられる。対象年齢は12歳以上。メインコントロールボードには、CPUのArduino Mega 2560、256KBのフラッシュメモリ、8KB SRAM、4K EEPROMを搭載。2基のモーターで動作し、光センサー×2、音声センサー×1、ジャイロ×1、温度センサー×1、超音波センサー×1、ライントレースセンサー×1も同梱される。
Ultimate 2.0は、10種類以上のロボットを組み立てられる。対象年齢は15歳以上。ATmega 2560を発展させたMegaPiをメインコントロールボードに搭載。ほかのmBotと同様にArduino IDEやmBlockに加え、Node JSでのプログラミングも可能。RapsberryPiとの組み合わせでは、Pythonにも対応する。
モーターは3基で、超音波センサー×1、ライントレースセンサー×1、3軸加速度&ジャイロセンサー×1を同梱。
いずれも、Scratch 2.0をベースに開発されたWindows/Mac OS向けビジュアルプログラミングソフト「mBlock」と、iPad向けの「mBlockly for mBot」により、ロボットの動作をドラッグ&ドロップでプログラミングできる。PCやiPadなどとはBluetooth接続で操作可能。
mBotは、STEM(Science、Technology、Engineering、Mathematics)分野の知識を有する初心者向けのプログラミング教育ロボット。ロボットの組み立てから電子工作、プログラミングまでを学習できる。すでに100カ国以上で販売され、小学生から大学生まで幅広く利用されているという。